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2014年8月18日 (月)

タブレットPCだより 2(Voyo Winpad A1 Mini 32GB)

                           2014/8/12-16

 

海外版Windows Tabletの日本語表示文字化け

 この症状が現れるのは、Windows Meないしは、それ以前の古手のアプリケーションだけです。

 結局、具体的な症状でのネット検索にヒットしたMicrosoft コミュニティのアドバイスが正解でした。

 *言うまでも無いことですが、手順を間違えて「瓦」(スレート)になっても、筆者にも、紹介した記事の著者にも、補償することはできません。別項の対策のように、レジストリーエディターを使用するわけでは無いので、事故る可能性は、格段に低いのですが、念のため。

 Microsoft コミュニティ  メニューバー文字の文字化け

>コントロール パネル > 日付、時刻、または数値の形式の変更 > 管理 タブ > で、「Unicode 対応ではないプログラムの言語」は「日本語 (日本)」になっているでしょうか。

 指摘の通りだったので、 [システム ロケールの変更]で [日本語 (日本)] を選択して解決しました。

 

問題の背景

 Windows XP以降で、全世界統一で、文字コード体系がUniCodeに変更されています。あくまで個人的な意見に過ぎないのですが、これは、マイクロソフト社が人類文化の進歩に貢献した最大の業績と考えています。

 それまで、各国の言語、文字への対応は、それぞれの国独特の文字表示を行っていて、日本語Windowsの(漢字など全角2バイト文字)表示は、Shift-JISコードを基本とした拡張体系を採用していたのです。

 とは言え、従来の文字データをUniCodeに変換しないと読めないのでは、使用者に大きな負担がかかるので、UniCode以前の「非UniCode文字」は、自動的にシステムロケールの言語(ここでは日本語、つまり、Shift-JISコード基本)で表示する設定が自動的に適用されていました。
 舞台裏にこうした仕掛けがあるので、日本語版Windows XPを採用したPCにWindows ME時代以前のアプリケーションを走らせても、使用者は何も気にしないで済んでいたのでした。

 とは言え、何事も完璧と言うことは無く、US English版のWindows8/8.1をインストールして設定したシステムは、UniCode以前の「非UniCode文字」を英語の文字と判断して表示する設定になっていて、その後から日本語言語パックを導入してシステムの言語を日本語に変更しても、システムから英語を削除しても、この設定が変わらないようです。

 色々、迷い道に入って2日ほど模索したあげく、当日の17時過ぎ辺りに正解に辿り着いたのです。日本語表示の問題であるから、日本語に集中して検索すべきであったと反省しています。

 回答に感謝するメールの形で、中華タブレットの日本語化に伴って発生する問題であることを告知したので、わかる人にはわかるはずです。

 とは言え、これは、海外版のWin8 PCの導入時のつまずきの一例であり、FAQものではないかと思うのです。

以下、次回

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