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2014年11月16日 (日)

今日の躓き石 「僕の中では彼がNo・1だ」

                          2014/11/16
 今回は、珍しく、スポーツ新聞のネット記事、「スポニチ アンネックス」の見出しに、かちんときました。

 「僕の中では彼がNo・1だ」と書かれると、「僕」「僕」「僕」「僕」と何人かの僕がいて、その中では、「彼」がNo.1だと言う、錯綜した言葉になってしまいます。

 MLBの選手の言いぐさなので、Within me,he is number 1.などと、英語で意味のとれないたわごとを言ったとしても、直訳するのでなく、正しい日本語に直すのが、メディアの役目だと思うのですが、スポーツ新聞は、言葉が乱れようが、お構いなしに好き勝手に書き散らすものなのでしょうか。筆者としては、この風潮が、全国紙、一般紙に拡散しないことを祈るだけです。

 因みに、記事本体をよく読むと、ここまで3試合の先発投手で、この投手が最高であったといっているだけで、ごく当たり前のことを淡々と述べているだけで、MLBの選手は、スポーツ新聞の記者の遠く及ぶところではない、整然とした言い回しができているのだと思います。

 今回は、これとは別に先発投手の記事として、「“ノーヒッター継投の主役”則本 5回完全「人生最高の投球」」などと意味不明の見出しを付けて、さらに混乱しています。

 「ノーヒッター」とは、せいぜい「ノーヒットノーラン」のできの悪い略称であり、動詞でもない言葉「ノーヒット」の変形の仕方としては、大変不細工なのです。また、これでは、普通に見ると、3タコ、4タコのバッターを指すものであり、ピッチャーの形容としては、不都合な物です。

 「ノーヒットノーラン」のできの悪い略称として認めるとしても、「継投ノーヒッター」と言わないと、錯乱した感じになります。

 まあ、スポーツ新聞は、こんな物なのかと、匙を投げるところでしょうか。

 ついでに言うと、折角、抜群の結果を出した投手の言葉として、「人生最高の投球」というのは、大変情けない言葉です。このような成果は、プロの投手になって始めて達成できるものであり、彼の全人生で初めてかどうかなどと、問いかけるものはいません。

 個人的に、こんなうれしいことは生まれて初めて、と言いたかったとしても、彼の子供時代のことやアマチュア時代のことなど、別に知りたくもない、自己満足の台詞はたくさん、と言いたいところです。MLBの選手には、遠く及ばない、軽率な台詞です。

 なぜ、簡単に「最高」と言わないのか、不思議です。

以上

 

 

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