今日の躓き石 高校生まで 「リ**ジ」汚染
2015/07/26
本日の題材は、毎日新聞大阪朝刊13版のスポーツ欄、高校野球熊本大会の記事である。
幸いなことに、高校生の談話ではないが、高校生に正しい言葉遣いを伝えるべき毎日新聞が、無頓着に「リベンジ」と書き立てているのが、大変気がかりである。
関係者は、切り抜きを作って、ずっと、ずっと保管することだろう。一度の過ちが、長年にわたり、大勢に伝えられてしまうのである。
「もう同じ失敗をしない」というのは、リベンジの正しい意味である「復讐」でもなければ、「天の裁き」でもない。言葉の正しい意味を伝えていない、二重の過ちである。
言葉の汚染は、一度広がると止めどない、と言う見本でもある。
毎日新聞の校閲部は、居眠りでもしているのではないか。
以上
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