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2015年7月20日 (月)

今日の躓き石 「FKはメンタル」

                                  2015/07/20
 今日の題材は、宅配で愛読している毎日新聞大阪版朝刊13版スポーツ面のサッカー記事である。

 横浜(F)マリノスのMF(ミッドフィールダー)がFK(フリーキック)を決めて同点にしたプレーを高々とうたいあげている。当方は、長年のファンでもあるので、一流のプレーが決まったことに対して、同様の賞賛を送りたい。

 しかし、記事に引用されているプレーヤー談話は、断片的で意味の取りがたいものであり、特にタイトルに上げた言葉に対しては、記事のフォローがないので、何を言おうとしているのか、一般読者には伝わらないものと懸念する。

 何度か書いたように、毎日新聞のスポーツ面は、サッカー専門誌の戦評記事ではないので、一般人の理解できるようにかみ砕かれていなければ、その使命を果たせないものと思う。業界の内輪の言い方で、こうした言い回しが通用しているかどうかを言っているのではない。一般人に理解されない言い回しは、公的な報道では使うべきでは無いと言いたいのである。

 もし、プレーヤーが、引用されているように、断片的に言い散らすだけで、一般的な読者に理解できる言葉で語っていないとしたら、記者は、一般読者に成り代わって、問い返すべきなのである。あるいは、記者が、断片的な言葉を、自分なりに消化して聞き取ったのであれば、聞き取れた言葉に言い換えるべきである。

 おそらく、サッカー担当記者達は、毎日新聞の権威を借りて、プレーヤーの言いたいことを聞き取ることができ、毎日新聞読者に対しても、長年のつきあいと感じて、書き崩すくせが付いているのだろうが、一般読者は、絶えず、初心者が流れ込んでいて、事情に通じていない読者が多数いるのである。執筆の姿勢を考え直して欲しいものである。いや、毎日新聞の編集方針に疑念を感じるものである。

 それにしても、「FKはメンタル」というようなカタカナ言葉の言い崩しは、いつ、どこで身につけたのだろう。イングランド、スコットランドといった英語圏で長く活躍していたのだが、英語圏には、カタカナ言葉はないので、その素性ははっきりわからない。

 それにしても、一流の選手は、一流の物言いができると期待したい。もし、報道されている物言いしかできていないのなら、記者の立場から、アドバイスすべきである。 

 末尾に付け足されている、監督との関係を評した断片も、ちゃんとした言葉になっていない。記者の補正も入っていない。こんなおざなりな記事しか書けないのだったら、次からは、チームの広報担当から、公式談話を取材すべきではないのかと思う。

 それにしても、この記事の末尾の締め方には、不当なものを感じる。
 プロは実力の世界である。年齢をやたらに言い立てるのは、記者にとって、年齢が最大の評価要素であって、いくら実力で勝っていても、年長者を容赦なく切り捨てる視点から書いていることを思わせる。何歳であろうと、総合的な力が衰えればゲームに起用されず、戦力外となって去って行くのである。ことある毎に、プレーヤーの年齢を言い立てるのは、記者の未熟を思わせる。

 以上

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