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2015年10月24日 (土)

タブレットPCだより 9(ChuWi Vi7 Android 5)

                                                         2015/10/24
 やや旧聞になってしまったが、後追いである。(2015/08/12書きおこし)

 Androidタブレットは、Android3辺りの早い段階から、メモ書き用モバイル端末(当時は、キーボード付きClieを常用)の後継候補として、積極的に初物買いしては、使い物にならずに断念したりして小遣いをなくしていたのだが、格安Windowsタブレットの登場と共に足が遠のいて、ふと気づくと2年経っていたのである。

 このたび、Android5を搭載したIntel CPU搭載したしタブレット端末が安い価格で出回ってきたので、3G対応のを持ったSIMフリー端末ということで購入した。

 手元に届いてみると、格安データ端末の実験と言うことで、と火遊びになったのである。

 接続業者として長年つきあいのあるNiftyが販売しているNifmoのSIM(データ通信専用)を手配した。

 まず、誤算があったのが、Chuwiは標準SIM対応でサイズが合わなかった。当然、アダプターを買うのだが、その分金額は少ないものの、届くまでに時間がかかるのである。
 さて、余り資料のないAndroid5での設定であるが、アクセスポイントの設定で、候補に出ていないので、何かの不備かと後回しにしていたが、色々ためして、ここに戻ってくるのである。
 さて、Androidのスクリーン最上部には、3Gの電波が出ていると示されている。
 「設定」のドロップダウンでは、「通信サービスなし」となっていて、途方に暮れたのである。モバイルネットワークは接続されていない表示と見えた。

 結局、設定のドロップダウンの右下に登場した「アクセスポイント」をクリックして点灯させると、モバイルネットワークの接続ができたのである。(当初、単なる表示に見えて、クリックして点灯させるボタンと思わなかったので、見過ごしたのである)

 以上、実験とは言え、しみじみ、験し甲斐のある手順であったと思うのである。

 結論
1.昔ながらのモバイル端末としての用途であれば、7インチのAndroidタブレットは、快適である。(ここまで、アンドロイドタブレットは7インチばかり使っていた)

 横位置でのスクリーンキーボードは、スクリーン全体の高さに比べると、やや縦方向に広がりが大きい(入力しやすいサイズに調整済みの時である)感じがあるが、7インチは8インチのタブレットに比べて一回り小型で、格段に携帯しやすいことを考えれば、表示の関係は我慢できる程度である。

   因みに、Windows端末は、最小8インチである。MSは、この辺りが、マウス操作前提で設計された伝統的なWindowsアプリケーションをタッチ操作する際のスクリーンサイズの下限と見ているようだ。(Windows Phoneは別の話である)
 
 私見であるが、「伝統的なWindowsアプリケーションをタッチ操作する」のが、苦痛無しに操作できるのは、10インチ程度が下限と思える。指先は、マウスよりずっと大まかものである。

  また、画面が楽に読み取れるかどうかという問題がある。日常生活で読書眼鏡が必要なユーザー層は、裸眼でタブレット画面を見るには、50センチ程度離れる必要があり、それでは、画面の表示が十分読み取れないのである。

2. NifmoのSIMは、3G専用端末としての接続は有効であるが、俗に言う華流タブレット(玉石混淆)に対するサポートが「及び腰」であり、上に挙げたような、最後の一押しが書かれていないので、自力で登攀ルートを開拓できるのある人向きである。

3. Intel CPUを採用したAndroidは、動作が快適であり、電池の持ちも良いので、特にCPUの違いは気にする必要はない。

4. 言うまでもないが、手元にあるChuWiは「技適」未取得であるので、実際に使用するには問題があると言える。

以上

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