今日の躓き石 「同級生」蔓延の歯止め
2016/06/24
本日の題材は、兵庫の民放テレビの虎鯉夜戦中継であるが、ほめ―けなしの交錯であった。
悪いほうから行くと、当ブログでけなしている「セットアッパー」であるが、今回のアナの言い分では、最後の締めは「クローザー」だが、その前とその前の前も、「セットアッパー」と呼ぶらしい。横着もいいところである。
よく言う「勝利の方程式」でも、7,8,9回、それぞれの持ち場で、意味合いが違うから、7回担当と8回担当は区別していたように思うのだが、もうごちゃごちゃにしているらしい。
だから、民放の解説/報道は、いちいち論評できないのである。
良いほうを行くと、本日の解説者は、無頓着に「同級生」と喚いていたが、アナがそれに安易に同調せずに、「同学年」と言い換えていたのは、何とも、荒れ野に白鶴を見たようで光明に救われた気がしたのである。
民放だって、報道の役目を担っているのであり、言葉の護り人の一員である。自分で気づいていないだけで、多くの視聴者、特に、子供たちに長く残る影響を与えているのである。あと少しだけ、頑張ってくれないかと思うのである。
以上
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