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2016年6月18日 (土)

今日の躓き石 絶滅しない毎日新聞の「リベンジ」

                        2016/06/18
 今日の題材は、宅配購読している毎日新聞朝刊大阪第13版のスポーツ欄である。ひょっとして、スポーツ欄編集部の中でも、野球とサッカー、ラグビーは別チームかも知れないので明記すると、ラグビーの話である。

 堂々とW杯のリベンジを謳っているが、衆知の如く、このカタカナ言葉には、二つの意味が出回っているので、どちらの意味なのかはっきりしない。

 この言葉について復習すると、本来、というか、カタカナ語の起源と思える英語て言うと、Revengeは「復讐」である。
 ただし、「復讐」は、もともと神の裁き、正義の実行、という意味であって、人のすべき事ではないとされているように思う。決して、仇討ちで敵の首を落とすなどと言ういものではないと思う。。
 しかし、現実世界では、復讐は血なまぐさいものであり、現に、「天誅」発言が飛び交うことがある。目立った例では、「二代目」大統領の発言もあった。日々、復讐が復讐を呼んで、他ならぬ毎日新聞の紙面を血に染める日がある。
 そんな世相を見ると、別に、毎日新聞が、この言葉をスボーつの世界に広める必要もあるまい。

 もう一つは、軽い「再挑戦」の意味であり、むしろ、こちらの言い方の方が、若い世代を中心に世にはびこっているように思うのだが、無頓着なメディアは、言葉の字面だけ取りこんで、復讐譚にしてしまうのである。

 今回の用例はどちらなのだろう。日本チームが、大敵を倒して、次に進むのが当然なのに、不当に邪魔された、けしからん、仕返ししてやる、というこ となのだろうか。
 記事に従うと、味方は、体格差(?)で劣る、つまり、体のデカさと目方の差(?)で劣る、これは、身体のフィジカル(物理的)な特性だから、努力では克服できない、だから、最初から歴然と不利な状態にある、という自己評価なのだから、勝って当然と言うつもりはないはずである。

 もちろん、「予選リーグで唯一(?)負けた相手」(他にも、対戦していたら勝てな勝ったであろう相手はいたはず。この言い方に何の意義があるのか、よくわからん)は、格別の相手なのだろうが、今回は、予選リーグではなくテストマッチであるから、勝敗は大事としても、試合から何を収穫できるか、よく考えて戦って欲しいものである。

  そうした場で目指すのは、勝って当然の相手に負けた雪辱になるのかも知れないが、そんな気分で向かってきた「敵」に負けたら、相手は、当然、「復讐には復 讐」、とばかり、敵意を書き立てられるのである。そこまで無理矢理「殺意」を書き立てる意味はないのではないか。
 今回の記事を英訳すれば、 REVENGE!!の文字が躍るはずである。悪意は、すぐ伝わる。

 HC代行は、両チームの評価で、相手が上と評価している人が多いだろうことを認めていて、スピードのある試合展開で、これまでにない良い試合をしたいとしか言っ ていない。前回の敗戦を不出来だったと言うことはないし、番狂わせで足をすくわれたとも言っていない。マスコミが勝手に煽り立てているのだろう。

 ということで、実際の意味は、謙虚な再挑戦という意味なのだろうが、見出しだけ拾い読みする読者は、見出しの文字だけ見て不穏な意味と取りかねない。そうなると、毎日新聞は、スポーツに血なまぐさい恩讐を書き立てていると速断するかも知れない。

 報道の使命は、史実を的確に伝えることにあると思う。その主旨に沿った記事なのか、読み返して欲しいものである。

以上

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