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2016年6月15日 (水)

YouTube著作権騒動 無限連鎖?「著作権保護されたコンテンツ」 3/3

                               2016/06/14
承前

*締まらない締め

 ここで問いたいのは、そのような議論の完了していない「楽曲」の不確かな権利を、あたかも当然の如く主張して、相手方の反論を許さず、「動画」の著作権行使を阻害するのは、当方の著作権を侵害しているのではないかと言うことである。

 一度、このような素人の言い分を真剣に吟味していただき、勘違いしているというのなら、素人にもわかるように説得していただきたいものである。

 因みに、YouTubeの収益化について詳しい方は、上記の契約締結談義にすでに失笑しているだろう
 このような閑静な動画による「収益」は、年間どころか100年経っても、10円にも達しない程度のものである
 そして、それは、当方がYouTubeから受け取る(可能性のある)金額であって、当方が当動画の制作に使用した諸経費・費用に到底及ばない。諸経費というのは、PC購入、更新、買替え、撮影機材購入費、アプリケーション購入費、ソフトウェア使用契約月額費用などの直接経費であり、取材旅行費用である交通費、宿泊費、動画処理に要した時間の人件費評価は、別にしている。
 だから、当方の動画制作事業総経費を当動画に関する部分に割り振った場合、事業収支は赤字、つまり、事業としての収益は皆無なのである。赤字事業から、使用料を支払うという図式は、ナンセンスであろう。当然、支払免除されるべきである。
 もっとも、年間1円程度の使用料を対象として、堂々と契約を締結し、会社として、契約管理、収入管理するのもナンセンスだろうから、権利を追求しない方が、管理者にとっては、遙かにましなのである。当方にしたら、そちらが嫌がらせするなら、当方もお返しするよという心境である。

 下記参考資料動画のタイトルには、大道芸演者名が入っているが、本記事は、彼らの行動の善悪を問うものではないので、この点は無視いただきたい。

題材動画 

著作権保護されたコンテンツが含まれています。収益受け取りの対象
 と書かれているが、どこの誰が、どんな楽曲を対しようとして権利主張しているのか、開示されていない。
 電子手段がどのように検知したかも知らされていない。
 異議の申し立てができない。

 素人には、 巨大組織が何をしようとしているのかわからないから、議論の締めようがないのである。

以上

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