今日の躓き石 デジカメ業界の混乱が原因 ドデカいコンデジ
2016/12/06
いや、まことに面目ないのだが、以前「ネオ一眼」とか呼んでいた一体型「ドデカい」デジカメを、各メーカーが「コンパクト」のくくりの中に紛れ込ませていたのだが、当方の視野外、水平線の向こうであったため、全然気づいていなかった。
改めて、手早く調べると、デジカメ業界全体が、自ら「コンデジ」と呼ばないことが多いもののデジカメの分類で、一眼レフに対抗する大分類として「コンパクト」のくくりを設け、実は、サイズも価格も機能も桁違いの製品を混在させるジャンル破壊型の売り方をしているようである。(商品企画の見方では、高付加価値製品の安売りであり、まさか大メーカーがそんなことをするとは思わなかった)
業界の叡知を集めても、「レンズ一体型デジカメ」の「売れる」売り出し方が出てこなかったため、「コンパクトと言えない」巨大型を、『コンパクト』という衆知、自明の形容詞を名詞化したことばででくくるような醜態になったのだろうか。
業界ぐるみで、消費者を混乱させていて、嘆かわしいものである。
過去二回の当ブログ記事で、デジカメブラスを非難した記事になってしまったが、ここに深く謝罪の上削除するものである。
以上
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