今日の躓き石 毎日新聞高校野球報道の痴態
2017/08/11
今回の題材は、毎日新聞大阪朝刊第13版スポーツ面の高校野球報道である。
いや、毎日新聞の会社方針だと言われたら、それ以上言えないのだが、選手が真剣にプレーしている写真を押しのけて、とんでもない無様な写真がでかでかとトップに掲載されているのを見て、天を仰ぐのである。
近年、試合中の選手の勝手な感情表現について指導されていないという感じは受けているのだが、ここまで無防備に感情をぶちまけているさまを見せられては、何か言わざるを得ないのである。みんなが真剣に試合している最中に塁上で勝手な見得を切るのは、相手チームの選手はもとより、自チームの他の選手にも失礼と思うのだが、当人は、野球はこんなものだと思っているのだろうか。高野連も、なめられたものである。
当人の粗相だけでなく、この写真を見て、野球とはこんなものだと思う人たち、特に、子供達が見習ったら、毎日新聞の影響力は恐るべきだと思うのである。
当人だって、大人になって、高校時代にこんな無作法をしていたことが、毎日新聞の記事として後世まで残ることになったと知ったら、大抵、撤回して欲しいと思うのである。どうして、勝ち越し打を放った瞬間を載せてくれなかったのかと恨むことだろう。
このような写真をもって高校野球の報道とすることは、毎日新聞の全国紙としての報道姿勢と沿わないのではないかと思うのだが、どうなのだろうか。
ここまで書いたのは、別に、権威ある意見ではなく、一老読者の勝手な感想である。
以上
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