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2018年2月 3日 (土)

私の意見 英雄たちの選択 ニッポン 古代人のこころと文明に迫る 3/17

私の見立て★★☆☆☆  2018/1/3   2018/02/03記

※記録なき偉業 女子王卑弥呼
 よく知られているように、中国の魏王朝に使節を送り、倭王として認定された女王卑弥呼も、君主としての公式記録は書紀に書き残されていないと見る。

 書紀には、別の人物、天皇の未亡人であり、かつ、後継天皇の母であった神功皇后の伝に、不正確な示唆が書き加えられているようにも見えるが、これは公式記録と言えるものではない。

※記録なき偉業 蘇我氏の新政

 蘇我氏は、財務経理の能力を有し、文書記録の能力があったから、広域国家の基礎となる文書行政の仕組みを持っていたと思われるが、伏兵に打倒され、その偉業は失われた。当然、君主として公式記録にとどめられていないが、仏教布教によって文明開化の礎を築いたことも記録されていない。

※司会者神がかりへの逃避癖
 番組の進行で不可解なのは、司会者が、突然、神がかりして、個人的な感想を吐露することである。番組の定例で言うと、「選択」すべき課題解決策の考察材料を全部提示した上で、選択肢を明示し、参加者の意見を求めるはずなのだが、そうした手順もなく、神がかりで幕を引いて、次に進めるのである。

 番組に期待されるのは、遙か古代について思索を巡らすのに邪魔な現代人の先入観を捨てて、謙虚に古代人の視点に近づく理路を示して欲しいのだが、司会者は、古文書の残されていない古代を見通す目を持たず、行き詰まると、早口で呪文を唱えて片付け、誰も異を唱えないのである。

 現代人の勝手な呪文が通じるのは、せいぜい江戸時代中期ぐらいまでであろう。それ以前の人々の思いは、根源から異なるから、現代人の呪文は全く通じないのである。
 いや、当番組は、本来、古人の感興を、個人の言葉で理解しも現代人に伝えるものではなかったかと思う。

 咥えて、司会が投げ出す神がかりの呪文の中には、番組の本旨に反する粗暴で不適切極まりないものもある。こうした暴言をたしなめる人も無く、暴言は暴言のままで終わっている。NHKも堕落したものである。

※闇鍋事例
 当番組で、視聴者は、各部の当事者の断片的な主張の羅列を聞くだけで番組の最後に辿り着き、困惑の中に放りだされるのである。

 以下、当ブログは、当人もいやになるほど、懇切丁寧に問題点を指摘していくことにする。

 各研究者は、個人的な感想を述べる自由はあるが、必要な反証、反論から逃げて、不確かな私見を断定的に視聴者に押しつけるのはご勘弁頂きたい。
                     未完

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