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2018年2月

2018年2月28日 (水)

今日の躓き石 NHKニュースのリベンジ汚染 小平選手の汚点拡散

                      2018/02/28
 今回の題材は、まことに困ったことに、NHK地上波の昼の全国ニュースである。

 金メダリスト小平選手の失言が、字幕で でかでかと報道されていて、「リベンジ」という不届きなカタカナ語になんの説明もないので、当人に不穏当な発言が世界に発信されることになり、どうしたことだろうと歎くのである。
 当人の決意を語る発言として、これしかなかったのであろうか。

 視聴者が、これは、当人の誰かに対する憎しみ、「復讐」、あるいは「意趣返し」の発露だと受け止めることがあると思われる。それでは、折角のフェアプレー精神が台無しである。

 繰り返すが、なぜ、当人の失言をそのまま報道したのか、公共放送の見識を疑わせるのである。

 NHKには、今回の失態の意味を理解して、是非とも、スポーツ界に蔓延する悪質な失言を撲滅するように働きかけていただきたいものである。

 次世代をになう若者が忌まわしい言葉に染まらないように守るのが、公共放送放送の務めと信じるものである。

以上

2018年2月24日 (土)

今日の躓き石 毎日新聞スポーツ面の汚点 「リベンジ」楽しむ大見出し

                     2018/02/24
 本日の題材は、毎日新聞大阪夕刊第三版、スノボパラレル大回転の報道である。

 「リベンジ」を「楽しむ」とは、未曾有の破廉恥さであるが、当の選手の言葉ではなく、担当記者の暴走のようである。「過去の競技人生の中でも最大級」などと、無意味な絶叫言葉を並べているが、一競技の一選手の大した実績もないキャリアのわずか四年ほどの一コマで、何が最大級だろうと、読者の知ったことではない。飛んだ恥かき言葉であるが、それをわざわざ報道するのが悪いのである。

 記事では、自信を持って臨んだワールドカップ連戦で負け続けた「悔しさと怒り」が、乱暴な言葉となり、血なまぐさい見出しを書かせたのだろうが、毎日新聞の署名記事でお目にかかるとは、何ともお粗末な「報道」である。

 全国紙の報道に求められるのは、選手のひたむきな姿を読者に伝えることであり、仮に、身勝手で筋違いな八つ当たりに耽っていても、それをことさら伝えて貰いたくはないのである。

 折角のオリンピック報道が血塗られていては、宅配紙を返品したくなるのである。 

以上

2018年2月17日 (土)

今日の躓き石 フィギュア連覇の大偉業に冷水の失言

                                   2018/02/17
 今回の題材は、羽生選手のショートプログラム終了時のコメントに対する苦言である。

 問題は「リベンジ」と言う悪い言葉であるが、たっぷり喋っているので、これがおそらく個人的な復讐ではなく、「再チャレンジ」の意味だと思う、世界一の名選手が口に出すべき言葉ではないと信ずるので、ここに公言する。 

 「リベンジ」なるカタカナ語は、本来英語のRevengeを取り込んだもので、復讐、血祭りの言葉であるが スポーツ関係には、古来、いや現在も、一部選手には、物騒な言い方が勇気の印として好まれているようであるが、羽生選手は、そうした低次元の失言をしたわけではない。

 それが、近年、「再チャレンジ」の意味にしゃれていうのが流行っているようで、時折、毎日新聞やNHKのような権威あるメディアに登場して、当方の嘆きをかき立てている。露骨に不穏当な言葉ではないので、談話を撮り直すなど、強く静止できないものと思われる。

 ということで、今回は、そのまま流したのだろうが、ある意味、当人にとっては、一生の恥かきになっていて、気の毒である。アルペンの女子選手の談話では、生の発言のままかどうかは別として、「再チャレンジ」と語られていて、安心するのである。

 これまで人前で「リベンジ」と言ってないとは思えないが、周囲の人は、無頓着に聞き流していたのだろう。だれか、気づいて注意して上げていれば、こんな取り返しの付かない失言はしないで済んだのにともったいないと思うのである。

 因みに、毎日新聞とNHKの使用例を見ると、ほぼ半分が、リベンジは「復讐」と見た物騒な使い方であり、残り半分は軽い「再チャレンジ」である。
 つまり、「リベンジ」と言うカタカナ語は、大きく解釈が分かれているので、発言者の真意を誤解される可能性が高いのである。

 いや、それ以外に、カタカナ語の意味がわからないと途方にくれる読者/視聴者も少なくないのである。メディアの記者なる専門家(言葉のプロ)の意見が一致しないのだから、一般人にわかるはずがないのである。

 厄介なカタカナ語の中でも、リベンジは、テロリスト同調発言ととられかねない物騒な最悪の言葉ので、若い人の間の蔓延を鎮めて、できることなら、今世紀前半で撲滅したいものである。

 いや、以上の議論は、スポーツ選手自身には重すぎるかも知れないので、指導者の方がよくよく分別した上で言い聞かせて欲しいものである。

 今回の議論は、羽生選手の邪魔になっては困るという事で、あえて一日温めたが、といって、ここて言わなければ、本人の耳に入る事はないので、「なさせばならぬ」とばかり言い立てたのである。

以上

2018年2月 4日 (日)

今日の躓き石 毎日新聞の情けない、やりきれない記事 「リベンジ」

                                                           2018/02/04
 今回の題材は、毎日新聞の記事だが、紙面未掲載であり、ウェブサイト掲示のものである。
 
 4号機のリベンジ 1200人が歓声
 
 スポーツ界、特に野球界で深刻に蔓延している「リベンジ」汚染だが、時折、社会面記事に飛び火して、嘆かわしい事態になっている。
 
 当記事では、担当記者は、集まった人たちが、「4号機のリベンジを」と願ったと報道しているが、一般人の言い立てる言葉とは思えないので、不審である。
 
 毎日新聞は、真実を報道するために、全員と言わないまでも、大勢をインタビューして、言葉遣いを確認した上で「リベンジ」と言ったのだろうか。
 正直言って、当方は、これは、「報道」でなく、やらせならぬ「言わせ」でないかと疑っている。
 
 見出しでは、4号機がやり返したようにも見えるが、今回は、5号機が、4号機の失敗を受けて、再挑戦したらしい。
 
 それにしても、失敗は当人の失敗であり、誰かにやられて仕返しをする状況とは思えない。殊更、血祭りに上げるような敵はいないはずである。
 それとも、そこにいた1200人が、揃って不都合な叫び声を上げたのだろうか。だれが煽動したのだろうか。
 
 もし、これを、復讐だ、やられたからやり返す、という人がいたら、間違った言葉遣いを正して上げるのが、全国紙の務めではないか。
 
 間違った言葉遣いを報道して、世間に悪いお手本をまき散らすのは、全国紙としてこの上ない恥である、と思う。
 
 何とも、情けない、やりきれない記事を見てしまった。
 
以上

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