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2018年5月 1日 (火)

今日の躓き石 本因坊に泥を塗る毎日新聞特集記事

                    2018/05/01
 今回の題材は、毎日新聞特集紙面として全面独占で掲載された第七十三期本因坊戦に先立つ、本因坊文裕と協賛者である大和証券社長の対談である。いや、さすがに、御両所は、つまらない失言などしていないのだが、脇に付けた、本因坊の戦歴記事が杜撰であった。
 七冠の一角を崩された本因坊が、翌年挑戦権を獲得して「リベンジマッチに挑んだとは、けったい奇天烈な表現で、本因坊の七冠復帰の栄誉に泥を塗っていて、折角、協賛者社長の自賛をさりげなく盛り込んだ栄えある対談記事全体が、何とも不適切な記事になってしまっている。協賛者に気の毒である。
 
 井山七冠の言葉はあちこちで目にしているが、「やられたやり返す」、「仇敵の息の根を止める」、などという殺伐たる「リベンジ」漬けの意見とは無縁であることは言うまでもない。記者が勝手に言い立てているだけである。言うなら、勝手に栄冠にドブ泥を塗りたくっているのである。
 
 ついでに言うと、とかく闘争心をかき立てるボクシング関係報道でも、このような曰く付きの対戦を、静かに「リターンマッチ」と呼んでいるくらいで、今回記事のような不穏な表現は取っていないように思う。
 
 まして、「挑む」とは、趣旨不明である。前世紀以来の業界慣用句かも知れないが、普通の語感では、「挑む」のは、敵手に対して、あるいは「復位」に対して言うものであり、「マッチ」には「臨む」のではないか。一度、言葉の護り役である毎日新聞の校閲部門で審議いただきたい。
 
 因みに、当ブログ筆者は、根っからの将棋愛好家であって、お隣の囲碁界報道は、折りがあれば読む程度であるから、もし、囲碁界が「リベセンジ」を公式用語として採用しているのであれば、今回の記事筆者に対する非難は撤回し、責任ある方への批判としたい。
 
 以上、一定期購読者の意見であり、公開されているとは言え、配信されている訳ではないから、新聞社として、当記事を読み、意見を表明する義務はない。
 
以上

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