« 今日の躓き石 「傷口に塩」の無残な例え 毎日新聞相撲評 | トップページ | Google AdSense オンライン利用規約 公開質問状 »

2018年5月21日 (月)

今日の躓き石 毎日新聞 今どきの歴史 駅の見えない駅前広場

                2018/05/21
 今回の題材は、久しぶりの「今どきの歴史」コラムだが、別に、大問題ではない。
*景観写真の不備
 東京駅の丸の内広場を、イタリアの「世界一美しい広場」の景観と上下に比較して、「統一感」がないと歎いているようだか、読者としては、なぜ、広場の主要な要素として、「まず」と取り上げられている駅舎が、見えないのはどうしたことか、理解に苦しむのである。
 記者は、とうに見飽きているかも知れないが、全国には、丸の内駅舎を見たこともないものも多いと思うのである。

 特に、すぐ上のイタリア景観と対比すると、新装なった駅舎を見せない演出が意図不明なのである。そういえば、個人的には気に入っている新丸ビルも写っていない。どういう意図なのか、これも不審である。

*「時を重ねる景観」私見
 以下、得々と私見を述べるが、これは勝手な私見であって、別に読者に同調を求めているのではない。

 「古さと新しさが混交し」、「統一感のあるストーリー」を説明できないとおっしゃるが、「13-15世紀」の原景観と比較されても困惑するのである。
 13世紀と言えば、鎌倉時代であるし、15世紀は、戦国時代という事でしかない。現在の東京は、ほとんど草ぼうぼうの未開地であり、半ばは海底であったように思う。

*生きた大都市の現在
 16世紀末の家康江戸入りまで時代を下っても、当時の風情は、浅草寺に微かに残っているくらいであり、それ以後も、江戸時代の都市造成、埋め立てと大火、維新時の洋風化、震災、戦災で、原景観の大半、と言うか、事実上全ては失われ、その度に発展的に復興されてきたのではないか。

 なにしろ、江戸は100万人の生活を支える大都市であったし、後を受けた東京も、この150年間、専ら、政治経済分野で、多数の都民とさらには全国国民を支えたのである。
 東京は、生きた都市であり、中世の化石ではない
のである。言い方が悪いかも知れないが、汗だくで日本全国を引き立てていった馬車馬の如き無比の存在であり、ミュージアム(美術館、ないしは博物館)の展示物、レジェンドではないのである。
 比較する相手が間違っている。せめて、京都と比べるべきではないか。

*ローカル視点と全国視点
 それにしても、「統一感のあるストーリー」を説明したいなどと言う東京地区でしか通じないローカルな話題に、近畿圏住民として口は挟まないが、東京都民にどうしろと主張しているのだろうか。まあ、内輪の「恥」を全国紙に書き立てないことである。

*未来の流れ
 そもそも、生きた都市は、時が流れ、人は変わり、景観も変わる中で、歴史を残しつつ未来に移っていくものではないか。
 なぜ、実現しようのない、後ろ向きの時代感に囚われているのか、理解できないのである。「今どき」の人は、空想的な懐古主義なのだろうか。そのような論理が空虚なのは、肝心の駅舎を隠した広場景観写真にあらわれているように思うのである。

*私見御免
 以上、後半の私見に賛同するかたは少ないだろうが、広場写真の欠陥には、大抵の人が同感してくれるのではないかと思い、ここに書き上げたのである。

以上

« 今日の躓き石 「傷口に塩」の無残な例え 毎日新聞相撲評 | トップページ | Google AdSense オンライン利用規約 公開質問状 »

毎日新聞 歴史記事批判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日の躓き石 毎日新聞 今どきの歴史 駅の見えない駅前広場:

« 今日の躓き石 「傷口に塩」の無残な例え 毎日新聞相撲評 | トップページ | Google AdSense オンライン利用規約 公開質問状 »

お気に入ったらブログランキングに投票してください


いいと思ったら ブログ村に投票してください

2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ