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2018年6月 9日 (土)

今日の躓き石 毎日新聞 早生まれの不思議に掘り下げ無し

                         2018/06/09
 今回の題材は、少し遅くなった6/8(金)の毎日新聞大阪朝刊第13版のスポーツ面の「西野のJのトレンド」と題した囲み記事である。

 過去五回のワールドカップ大会の代表選手の生まれ月を表にしていて、一見データ分析のようだが、肝心の年齢に触れていないのもあって、意義がはっきりしない。

 日本代表の人選は誕生月で左右されているのだろうか。同年・同学年で、同程度の力量の選手が複数いたとき、生まれ月で人選したというのであれば、それは、一つの見識と言えるが、選手の評価要素は、多種多様で、生まれ月が拘わってくることなぞ、まず無いのではないか。
 そうした確証がない限り、代表選手の生まれ月を指摘しても、ただのデータ遊び、数字遊びであり、「トレンド」などと呼べるものでも無い。
 まして、選手は、自分の生まれ月を選べないし、当然変えることもできない。
 これでは、まるで、星占いである。星座別にした方が良いのでは無いか。

 世界的にプレーヤーの年齢・年代区分は、欧米を中心とした太陽暦の元日で区切られていることは、当然とは言え、時に忘れがちではないかと思うので、今回の記事は、中々良い点をついたと思う。
 ただし、「早生まれ」論は、とうにすたれた昭和ネタだと思っていたので、ここで持ち出されて、唐突である。
 記事の議論はそこで停まっていて、おそらく、世界中で日本だけの4月1日で学年が改まる制度の意義は、何も問われていない。現在までのやり方に不備があるのであれば、なにか提言があるかと思ったのだが、何もない。

 また、他国の学年制度を調査して、それが、各国代表の人選にどう作用しているかとの分析もない。多くの読者は、その辺りを聞きたかったと思うのだが、すっぽかされている。

 比較検討していないから、日本流の功罪はわからない。
 と言うことで、何とも上っ面だけの冷やかし記事になっていて、まことに残念である。
 次は、血液型占いでもするのだろうか。

以上

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