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2018年8月21日 (火)

今日の躓き石 大罪を口頭釈明 バスケの怪

                           2018/08/21
 今日の題材は、国際大会に日本代表として派遣されながら、無様な行いをして、帰国させられたもの達の言葉である。
 
 おそらく、謝罪会見とそれに続く場で、謝罪の念を表明する言葉として、自作か、受け売りか知らないが、懸命にこさえたものと見えるが、随分、自己中心で尊大である。
 
 「頭が白くなった」などと、世間言葉で言っているが、四人揃って、黒々とした頭である。口から出任せと見える。普通に解するなら、苦悩の余り、一夜にして、白髪になったと言っているように聞こえるが、口先芸も良いところで、白々しいことおびただしい。
 
 「頭が白くなった」は、スポーツ紙で結構多用されるが、余りのうれしさに、と言う場合も少なくない。意図が伝わらないのである。単に、理性を失ったという事でしかない。お楽しみのホテルでも、頭(の中か?)は真っ白だったということか。
 
 要は、口にする言葉がどういう意味か、一切考えず、単にもっともらしくきこえるように喋っているだけである。情けないものである。
 
 次いで、「泥を塗った」と称していて、自分たちが、日本の国旗や日本の全国民に泥を塗ったとか言っているが、たかが四人の不届き者の行いで、日本の国旗や全国民に泥を塗ることができるわけがない。思い上がりもはなはだしい。
 
 そんな、とってつけたようなことを言い立てるのが、国民に対する謝罪なのかと呆れる。
 
 バスケットボールの歴史に傷をつけたと言うが、これも尊大な思い上がりであり、「バスケットボールの歴史」は、個人の一夜の快楽行為で傷がつくような、柔な、チャチなものではないと考える。また、NBAが聞けば、勝手に俺たちの歴史を口にするなと言うだろう。
 
 謝罪となると、先ずは、不道徳行為を犯したことに対する人間としての謝罪、代表として派遣されながらルールを破り任務を全うせずに退席することのスポーツ人としての謝罪、国民の期待を裏切ったことに対する一国民としての謝罪、であって、国の誇り云々は、余りに重いものであるから、口頭で軽々しく謝罪の仕様がなく、書面をもって表明すべきであろう。厳粛に触れるべきである。
 
 「本当に責任を持って謝罪」などと、大時代の台詞を吐いているが、「切腹」でもするというのか。今回の行動を見て、「責任」とは何か、理解しているとは思えない。
 
 要は、受け取る側が適確に理解できる言葉で語るべきであって、押しかけているメディアの言葉に、安易に合わせるべきではないのである。
 
 以上、当人達の真意を示す、誠意ある発言と思えないので、指摘しておく。
 
以上

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