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2018年8月18日 (土)

私の意見 橿考研所長の我田引水講演 2011年 2/2

                          2018年8月18日
 組織のトップに立つ権力者が、特権的立場にあるのを良いことに、部下に対して、個人の道楽とも思える異説願望に合う発掘成果をもってこいと強要しているのは、公的な研究所のトップのとるべき態度ではないと考えます。これは、アカデミックな真理追究でなく、カルト的伝道行為を強いるパワーハラスメントとみられても仕方ないでしょう。

 「気合を入れて発掘しろ」とは、なければ作ってでも持って来いというのに限りなく近い暴言です。企業や研究機関でも、損失決算報告や失敗した実験報告は持ってくるな、と指示するのは、古来良くある話です。事実に即した正直な報告を排斥し、担当者の逃げ口上を封じれば、担当者は自滅するか、ウソをつくしか選択肢がなくなるのです。

 この調子では、どこかで、封泥の複製品(レプリカ)造りが延々と繰り返されているのではないかと危ぶんでいるのですが、魏晋朝皇帝の東夷向け詔書の体裁が不確かであるのに、記録されていない封泥の複製を作ろうとは、高度に創造的な偉業であり、良い度胸をしていると見えます。

 近年、企業、官公庁を問わず、巨大組織で、このような追い詰め型の指示が、捏造、偽造を引き起こす原因となっています。所管省庁や自治体は、何も監査・指導していないのでしょうか。素人目には、橿考研は、多額の公的資金を悪用して、ひたすら捏造体質を醸成しているのではないかと懸念されます。

 それ以降の発言も、思い違い、勘違い、そして、自説固執で、トンデモ発言連発です。

 フォーラム以降数年が経過していますが、仄聞する限り、所長は代替わりしても、特定の学派の風土から生じる人材が引き継いでいるのであれば、年々歳々、同工異曲の妄想を信奉した組織ぐるみの悪しき体質は、発掘現場の隅々まで浸透させているのかと懸念されます。

 いや、近来の奈良管区の古代史報道を見ると、全国紙記者まで、カルト的記事を書き飛ばしている事態であり、ちょっと、「奈良学派」に巻き込まれて、勉強しすぎているのではないかと懸念されます。

 それにしても、低次元の組織疲弊が露呈しているのは、傷ましいものです。つまり、所長が、つまらない失言をしないように、講演原稿のダメ出しするのは、誰にもできないのでしょうか。事実関係の校訂を怠るようでは、所長が、専門分野に於いて物知らずで、自己校正できない不注意な気質だという橿考研の恥を天下にさらしていたことになります。組織として、大変不出来ではないでしょうか。

 研究所なる大組織は、所長すら専制君主ではなく、勝手に公式発言をしないルールが必要です。フェイク発言は、米国大統領の先駆けでもないでしょうに。

 もっとも、鉄壁の管理体制を敷かれると、こうした粗相が世に出なくなるので、不法な管理体制を外部から知ることができなくなります。組織として粗雑であってくれた方が、情報公開になるのです。

 それにしても、報道メディアとして、高い見識を担っている東京新聞社が、このような暴言を紙面に掲載したのは、どうにも不可解です。
 当記事は、東京新聞社に対する批判記事なので、リンクはしていませんが、検索は容易と思いますので、残りの部分を読みたい方はご自由に。
                                       完

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