今日の躓き石 悲惨な虚報スポニチテニス報道の暴走
2018/09/23
今回の題材は、スポニチのネット報道である。ここで取り上げるのは、全国紙にほぼ限定していたが、今回は、余りにひどいので、スポーツニッポンを非難することにした。
ここで非難されてるという事は、全国紙並に扱っているという事であり、批判を受け止める品格があると見なしているので、良い意味で受け止めてほしいものである。
と、観客に向かって「血なまぐさい復讐」(Revenge)を誓ったと報道されている。
これでは、当人の人格を疑われてもしょうが無いことになる。スポーツの世界で、不敗でない限り、出場大会で一度は負けるのだから、負ける度に、その相手に復讐を誓っていたら、誓いを守るのは無理だろう。相手も、大勢負かしているから、一々覚えていられないだろう。
そんなにくやしかったら、勝てば良いのである。そして、観客に怒りをぶちまけるものではない。
記事では、実際には、『「私の試合を観に来てくれてありがとう。来年頑張って…ありがとうございます」と感謝の言葉を送っていた』のであり、どこにも、負けた相手に対する恨みや怒りは述べていないし、来年は、ぶちのめしてやるなどと不穏なことを言ったのでもない。
ここまではっきり、敵対発言を報道するのなら、当人にRevengeを誓ったのかどうか確認すべきではないか。 それとも、スポーツ新聞は、事実を報道する報道メディアではないというのだろうか。
一方、勝った方は、『初Vのプリスコバ 大坂思いやる「彼女には明るい未来が待っている」』と、見事に美化されている。
スポニチは、「大坂バッシング」しているのだろうか。
スポニチは、「大坂バッシング」しているのだろうか。
以上
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