今日の躓き石 卓球の石川佳純にオンチとの誤解
2018/09/02
いや、今回の題材は、どちらかというと他愛のない揚げ足取りである。
卓球の石川佳純がオンチだといじめているようだが、伝えられているお話を読むと、見当違いである。
本人は、歌っていて、音を外すと、しまったとばかり歌をやめているらしい。その通りとしたら、音感(耳)はしっかりしている。つまり、自分の出している声の音程とカラオケの伴奏の音程というかコードが、ちゃんと聞こえていて、外れたら外れたと直ぐに気づいているのだから、むしろ、人並み以上の音感があるということである。(気づかなければ、外しっぱなしで歌い続けるから、本物のオンチではないかという疑いが出て来る)
本人は、歌っていて、音を外すと、しまったとばかり歌をやめているらしい。その通りとしたら、音感(耳)はしっかりしている。つまり、自分の出している声の音程とカラオケの伴奏の音程というかコードが、ちゃんと聞こえていて、外れたら外れたと直ぐに気づいているのだから、むしろ、人並み以上の音感があるということである。(気づかなければ、外しっぱなしで歌い続けるから、本物のオンチではないかという疑いが出て来る)
つまり、音を外すのは、記憶しているメロディーを歌い続ける発声の加減がうまく行っていないと言うだけである。言うなら、ラケットで捕らえているのに、方向違いに飛んでいくとしたら、ラケットに当たるまでは、完璧ということなのである。
それにしても、耳から聴いたメロディーを、ちゃんと記憶しているのは、立派な才能、感覚である。
それにしても、耳から聴いたメロディーを、ちゃんと記憶しているのは、立派な才能、感覚である。
ということで、オンチと呼ぶのはやめてほしいものである。それは、オトハラとでも言いたい、「いじめ」である。
予想であるが、音楽教室で、週一回一時間ずつトレーニングすれば、一年と立たずに、音を外すことはなくなるはずである。そんな暇はないことは、よくわかっていて言っているのだが。
励みになるかどうか知れないが、昔、トップ10に入るようなヒットを出したアイドル歌手で、(毎日のようにレッスンをうけていたはずなのに)数少ない持ち歌の歌い出しの音を外すつわものが一人ならずいたから、石川佳純は、立派に歌手として通用する可能性があるのである。
当方は古稀の老爺であるが、若い女性を見る目には年をとらせていないので言うが、今回のニュースの流れから読み取ると、石川佳純は、卓球台に向かっていないときは、気負いのない、謙虚で、魅力的な若者のように思える。いや、何十年も前にレジェンド資格すらなくしているから、口先で気を引いても仕方ないのであるが。
以上
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