今日の躓き石 日テレの暴言日米「同級生」につける薬 MLB来日
2018/11/09
今日は珍しく、民放系の野球中継である。
いや、随分以前から、野球中継のアナウンサーは、大分知恵の回っていないのがいるとは気づいていたが、今回は、来日中のMLB選抜と巨人の試合で、大分いけないのを知らされた。
大体が、「同級生」と言うのは馬鹿そのものの言い損ないだと気づかないで、恥をさらしているのだが、それでは足りないように、MLB選手と日本選手が「同級生」というのには、いや、「つける薬がない」と言わされるのである。
普通の人なら大抵は知っていると思うのだが、日本では、四月が学校の新年度というのに対して、アメリカは九月である。五ヵ月ずれていて、同学年とは言いようがないのであるが、それを、わざわざバチものの「同級生」と言い換えて、恥の上塗りである。一瞬口ごもりそうになったのだが、野球放送だから、言いっぱなしで良いのだと、馬鹿になろうとしたようである。野球ファンも随分嘗められたものである。
今回の場合、単に「同年」と言えばいいのではないか。それくらいの常識はあるのではないか。そもそも、「同学年」というのが新語であって、元々、国内制度では「同年」で通っていたのである。
いや、こんないい加減な言葉遣いで、プロのアナウンサーとして通用するのだから、民放は、この上なく甘い世界なのであろう。こどもたちが、まねしなければ良いのだが、とかく、馬鹿な言葉遣いの方が受けるのである。
因みに、当方が馬鹿話を聞かされたのは、ケーブルテレビで視聴したG+(日テレジータス)である。同社の社内基準で、「とにかく同級生と言え」と業務命令になっていたら、勘違いでアナウンサーを責めているのは申し訳ない。
以上
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