今日の躓き石 毎日新聞は「リベンジし勝つ」の暴報道 サントリーラグビーの怪
2018/12/09
本日の題材は、毎日新聞大阪朝刊スポーツ面ラグビートップリーグ準決勝のあと、勝ったサントリーの主将談話である。
実際にどんな趣旨だったのかわからないが、毎日新聞の報道では、「次はリベンジし勝って終わりたい」と暴言したと報道されている。事実だとしたら、国内トップクラスのラグビー選手の談話としては、とてつもなく不穏で、相手チームに爆弾を投げつけて、血祭りに上げでも勝ってみせるという趣旨にされている。毎日新聞は、サントリーに恨みでもあるのだろうか。不穏である。
実際にどんな趣旨だったのかわからないが、毎日新聞の報道では、「次はリベンジし勝って終わりたい」と暴言したと報道されている。事実だとしたら、国内トップクラスのラグビー選手の談話としては、とてつもなく不穏で、相手チームに爆弾を投げつけて、血祭りに上げでも勝ってみせるという趣旨にされている。毎日新聞は、サントリーに恨みでもあるのだろうか。不穏である。
おそらく、スポーツ界には、試合に負けたら、必ず相手をぶち殺してでも勝つという気迫があふれているのだろうが、それを口に出したらおしまいである。スボーツに暴力はつきものなどの暴言は、ご免である。それを、全国紙の紙面で堂々と報道する新聞記者も、同罪である。いつまでも絶えない暴力嗜好である。
因みに、当世風のリベンジは、再挑戦である。つまり、決勝戦で対戦相手に出くわすだけで、リベンジできているのである。その辺りのダブルスタンダードを知らない新聞記者も、ド素人なみのドジである。
いや、毎日新聞のスポーツ報道は、スポーツ界の復讐嗜好、暴力嗜好のヘドロの海の底に沈んでいて、一向に浮上してこないのである。付ける薬がないのだろうか。
以上
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