今日の躓き石 「フォーシーム」SUにルビーの栄冠
2018/12/26
今日の題材は、公共放送でも全国紙でもなく、コミック誌の劇画である。
小学館ビッグコミック誌連載の「フォーシーム」は、MLB(メジャーリーク)に飛び込んだ「無頼派」投手の力戦記であり、ことの始まりも、MLBで48連続セーブという展開も、とてもあり得ないほら話ながら、丹念な取材を書き込んでいて、ついついのめり込むのである。
今回の題材、つまり、2019年第一号(2019/01/10)に掲載された連載第140話「ほくそ笑み」(さだやす圭)は、とても目立たない所で、ひっそりと燦めいているので、ここで取り上げないと、誰も気づかないだろう、と言うことで、賑々しく述べる。
ふりがなをいう「ルビ」は、宝石ルビーに因んでいる。宝石は、とてもとても小さいが、見る人か見れば、このページどころか、140回の連載全体を燦然と照らしているようである。
ゲーム終盤に登場する、クローザーの締めをお膳立てする役目を、SU(セットアップ)と書いているのは、作者の周到な取材と見識の齎す宝石と感じる。大拍手である。
日本のスポーツジャーナリズムは、とにかくズボラで、「セットアッパー」などと、言葉づかいを壊して喚いていて、当方に叩かれているのだが、本作は、きっちりしているのである。
と言うことで、当カテゴリーで滅多にない賞賛記事であるが、これが二度目なのである。多分、国内ジャーナリズムの用語とぶつかるので、あまり言いたくない、書きたくない言葉かと思うのである。
日本のスポーツジャーナリズムは、とにかくズボラで、「セットアッパー」などと、言葉づかいを壊して喚いていて、当方に叩かれているのだが、本作は、きっちりしているのである。
と言うことで、当カテゴリーで滅多にない賞賛記事であるが、これが二度目なのである。多分、国内ジャーナリズムの用語とぶつかるので、あまり言いたくない、書きたくない言葉かと思うのである。
以上、単なる素人の、閑散ブログでの発言なので、いくら言い立てても埋もれるだろうが、微力を尽くすのが身上なので、ここに記事を公開するものである。
以上
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