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2018年12月10日 (月)

新・私の本棚 齋藤茂樹 技術と交通インフラを軸に古代史を再考する! 1-4

                           2018/12/09
 Kindle書籍 または オンデマンド出版書籍 (アマゾン扱いのみ)

 私の見方 ★★★★☆ (必読級)

*前置き 電子出版
 本書は、一般的な出版物でなく、つまり、書店に流通している「本」ではないので、本屋さん、書店では、購入どころか、立ち読みもできません。

 当方は、アマゾンのKindle書籍のサンプルを見て、見所ありとして購入しました。確かに、見所は沢山ありますが、読み通すのはなかなかの難業でした。

*独自用語、独自表現
 本書を一貫しているのは、一読で理解しがたい独自用語、独自表現の氾濫であり、当ブログで常用している「褒め言葉」、時代錯誤の眷属が、カタカナ語、現代風漢字熟語共々、花盛りです。これらは、現代ですら孤立した言葉遣いですから、古代概念に適用したら読者は付いていけません、そのような飛躍、暴走は、商用書籍として困ったものです。

 よそ事ですが、最近、一流出版社書籍でも、編集努力が見られない愚作を見かけるので、言い方に困るのですが、書籍には書籍として期待される品位があり、編集部は敵前逃亡はしないでもらいたいのです。いや、出版不況の昨今、弱いものいじめとも成りかねない架空の編集部いじめは余計でした。

*王道の反映か
 著者は、会社勤めでしたが、早々に一般社員の立場を離れ、管理職から役員になられて、ご自身の主張を強い言葉で組み立てた提言にすることに努められたようで、新語、造語をちりばめた文章を綴ることが多かったように見えます。その際、高位職種にあったので、文章を賞賛されても批判はされなかったようです。一種の旦那芸ですが、これは珍しくはないのです。

 本書は、社内文書でなく、一般読者に理解されるための書籍ですから、本来、出版社の編集者が手を入れるものですが、本書は私家出版であり、いわば独演会、「書いて出し」なのでしょうか、氏の我流用語に馴染めないものには、しばしば読替えが生じて苦痛なのです。

*妥当、至到な着眼、見解
 商用書籍としての難点はさておき、肝心なのは内容ですが、基本線である、実行可能な仮説を求めるという点では、おおいに同感です。

 当ブログでしばしば語っているように、文字のない時代に、遠隔地を実効支配することは根本的に不可能であるし、交通手段、輸送手段(現代カタカナ語ではインフラと言う)が、断然未完成なときに、大軍遠征は不可能です。その点、定説に良くある机上空論をとうに脱して、大賛成なのです。諸兄に、是非この史眼をものにしていただきたくて、必読としたのです。

                                未完

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