今日の躓き石 NHKBS「アスリートの魂」 レスリングライバル談に卑しい「リベンジ」
2019/01/13
今回の題材は、NHKBS「アスリートの魂」のレスリング界のライバル談で、「リベンジ」が跳びだしたものである。
と言っても、当人たちの談話でなく、番組コメンテーターの発言であるから、全面的にNHKの責任である。
当ブログでいつも言っているのは、大抵は、「アスリート」や「プレイヤー」の軽率な発言、失言への叱責であり、そのような重大な失言をむき出しに報道するメディアの失態である。どこまで当人に伝わるか知らないが、メディアに「リベンジ」を戒める風潮が育って欲しいと、細やかな配慮をお願いしているのである。
と言っても、当人たちの談話でなく、番組コメンテーターの発言であるから、全面的にNHKの責任である。
当ブログでいつも言っているのは、大抵は、「アスリート」や「プレイヤー」の軽率な発言、失言への叱責であり、そのような重大な失言をむき出しに報道するメディアの失態である。どこまで当人に伝わるか知らないが、メディアに「リベンジ」を戒める風潮が育って欲しいと、細やかな配慮をお願いしているのである。
今回は、正しかるべきメディアが、勝手に当人の心情に踏み込んで、恥知らずにも「リベンジ」、つまり、復讐心で、相手を壊してでも勝ちたいと思っていると勝手に言い募っているのである。罪が、随分重いのである。しかも、実況で気が急いているのではない。ドキュメンタリーにナレーションを載せているから、本来言葉遣いは練れているはずなのである。
これでは、記者のプロ意識が泥まみれなのを選手に塗りたくっていることになるのである。勘弁して欲しいものである。
と言うことで、残念ながら、「宿命のライバル」物語は、地に墜ちたのである。
以上
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