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2019年7月20日 (土)

今日の躓き石 大失言「われわれのハードル」に見るNHKアナウンサーの混乱した言語世界 

                        2019/07/20

 今回の題材は、NHK BS1のMLB中継であるが、タイトルは厳しく見えるが、記事見出しの常で、別に個人的な批判ではない。世にはびこる誤解を言い立てるものである。

 それにしても、8回終了時まで完全試合を進めていた投手が、9回先頭打者に安打を打たれた後、アナウンサーがポロリとこぼしたのが、「われわれのハードル」なる失言であるが、NHKのアナウンサー(アナ)は、全ての事態を想定していて、つまらない失言はしないとする見方が、大きく転けたのである。失礼ながら「猿も木から落ちる」と思わせる。夢は叶うものと決め込んで、達成時のコメントだけを考えていたのだろうか。

 本題に戻ると、どうも、アナが投手に対して、完全試合達成という苛酷な「ハードル 」を課していたという主旨のようだが、随分的外れなように思う。別に、投手は、アナの与えた課題に抗して戦っていたわけではない。また、そのような課題を「ハードル」と呼ぶのは、慣用表現を外れている。通常、保守的な社会が挑戦者に与える「壁」を、誤って「ハードル」と呼んでいるが、今回は、そんな大げさな話ではないはずである。

 「ハードル」と言われて誰もが思いつく陸上競技の種目では、一定の高さのハードルが一定の場所に置かれていて、それは、突破するものでなく、飛び越えるものなのである。だから、突き当たれば易々と向こうに倒れるし、飛び越え損なって押し倒しても罰則はない。ただ、それでは競争に遅れるから飛び越えると言うだけである。

 今回の失言は、別に大したことないように見えるが、実は、アナの思わず漏らしたつまらない言葉が、実世界に蔓延している大きな勘違いを一人前に備えているという不都合が見えてくる。ちょっとした躓き石をほじくると、大地の下に岩盤ができているように思えるのである。

以上

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