今日の躓き石 また一つの虚報「レンジファインダースタイル」
2019/10/08
本日の題材は、「デジカメWATCH」の10月9日付報道である。
富士フイルム、X-A7を10月25日に発売
レンジファインダースタイルの軽量ミラーレス
ばっと見、富士フイルムが、長年のカメラ界の伝統的用語を無視して、「レンジファインダー」スタイルなどと、ぼけた表現をとったのかと思った。レンジファインダーカメラは、正面から見ると、右上に、大きくビューファインダーの窓が目立ち、その左に、やや小さいレンジファインダー(距離計)の窓が見え、合わせて二つの窓が見える「顔」をしているのである。ものである。今回の新型カメラは、そんな顔をしていない。まがい物である。いや、まがい物に見せようとする努力さえしていない。
だが、富士フイルムのニュースレリースには、そんなたわごとは書いていないように見える。して見ると、これは、同サイトの担当者のたわごとらしい。早合点と言いたいが、見えないものを見てしまったのではないか。
折角、設計者に始まる大勢の関係者の思いを込めた新線品のニュースレリースを書き上げて、心を込めて各報道機関に提供しているのに、このように、本意に反した報道を公開されては、関係者一同、泣くにも泣けない思いだと思うのである。
専門サイトが、折角の新製品の門出に向けて、このような馬鹿げた見出しを付けた罪は重いのである。
以上が、当ニュースに関する当方の意見の全てである。
以上
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