今日の躓き石 消費者を欺くフェイクニュース ”レンジファインダースタイル”
2019/11/14
今回の題材は、久しぶりに、デジカメWatchサイトの一記事である。
デジカメ Watch->カメラ->ミラーレスカメラ->富士フイルム
FUJIFILM X-Pro3(外観・機能編)
どうも、根強いはったり癖が、デジカメ業界に巣くっているようである。多分、富士フイルムさんが、ご自分で言っているのではないだろうが、こうやって、有力メディアに提灯持ちされて文句を言わないと言うことは、同罪ではないか。恥ずかしいものだと思う。新製品レビューで、たっぷり泥を塗られて、どうお考えなのだろうか。
当記事では、今回が初めてではないが、”レンジファインダースタイル”などといい加減なことを言っている。しかし、どう見ても、同カメラには、レンジファインダー(光学距離計)は装備されていない。ないものをあるように言うのは、「だまし」である。
あえて言うならば、レンジファインダーカメラ(専門サイトなら、一回は、ちゃんと全部言うものではないか)「もどき」というか、「まがい」というか、要は、せいぜい、”レンジファインダー風”でしかない。「風」なら、食品関係で、本物でないと知れ渡っているが、カメラの世界ではどうだろうか。
当世はやり言葉で言うと、「フェイクレンジファインダーカメラ」として世に出したのだろうか。設計者の意見を聞きたいものである。
レンジファインダーカメラがなんなのか知らない、現代の一般読者を瞞しているのではないか、と思うものである。
そして、大事な商品は、似せ者でなく、本物として、もう少し丁寧な売り方はできないのかと思う次第である。
以上