« 今日の躓き石 無責任な新発明紹介 「全固体リチウムイオン電池」は永久運動機関の夢想か | トップページ | 今日の躓き石 大変残念な大学ラグビー準優勝コメント「リベンジ」の大変残念な毎日新聞報道 »

2020年1月 8日 (水)

今日の躓き石 NHK・BS8K番組の怪「リベンジ」(毎日新聞 ウラカタ)名番組に泥をぬる失言報道

                           2020/01/08

 今回の題材は、毎日新聞大阪夕刊4版「放送」面のコラム「ウラカタ」である。

 「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台」なるNHK・BS8K番組制作の裏話であり、山成す困難を乗り越えた偉業に賛辞は送るが、最後の締めがいただけないというか、何とも醜悪で最低である。

 そもそも、個人的な不満を、公共放送の巨費を使って解消しようということ自体、疑問である上に、それを「リベンジ」などと私怨の「復讐」で長年の無念をさらすものと捉えているのなら、潔く職を辞して自費で取り組むべきである。
 「当時くやしい思いをした人たち」というものの、せいぜい二、三千人程度であり、長年を経ても、全員が復讐の念に燃えているはずは無いはずである。
 公演キャンセルとは言え、チケット代金は払い戻しされているはずだから、恨みを誇張するにも程がある。とんでもない言い回しであり、それでもって、今回の制作費の巨費を正当化するとは、番組の顔に泥を塗りつける感じである。

 時あたかも、某国が、別の某大国の暴挙に「血の報復」で報いようとしているところであるが、某国は、信ずる神の命ずる報復を怠ってはならないとの気概に燃えているところである。まさか、毎日新聞は、復讐を賛美しているのでは無いと思うのだが、どうだろうか。 

 それにしても、毎日新聞ほどのメディアが、これほど醜悪なコメントで誌面を汚すのも困ったものである。編集部は校閲しなかったのだろうか。

 まともな書き方を工夫して、醜悪な言葉遣いが世間に広がり次代を担う子供達・若者達に継承されないようにすべきである。

 当方は、あくまでも一私人であり、一介の定期購読者に過ぎないが、言うべきと感じたことは断じて言うのである。

以上

« 今日の躓き石 無責任な新発明紹介 「全固体リチウムイオン電池」は永久運動機関の夢想か | トップページ | 今日の躓き石 大変残念な大学ラグビー準優勝コメント「リベンジ」の大変残念な毎日新聞報道 »

今日の躓き石」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 今日の躓き石 無責任な新発明紹介 「全固体リチウムイオン電池」は永久運動機関の夢想か | トップページ | 今日の躓き石 大変残念な大学ラグビー準優勝コメント「リベンジ」の大変残念な毎日新聞報道 »

お気に入ったらブログランキングに投票してください


2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

  • YouTube賞賛と批判
    いつもお世話になっているYouTubeの馬鹿馬鹿しい、間違った著作権管理に関するものです。
  • ファンタジー
    思いつきの仮説です。いかなる効用を保証するものでもありません。
  • フィクション
    思いつきの創作です。論考ではありませんが、「ウソ」ではありません。
  • 今日の躓き石
    権威あるメディアの不適切な言葉遣いを,きつくたしなめるものです。独善の「リベンジ」断固撲滅運動展開中。
  • 倭人伝の散歩道稿
    「魏志倭人伝」に関する覚え書きです。
  • 倭人伝道里行程について
    「魏志倭人伝」の郡から倭までの道里と行程について考えています
  • 倭人伝随想
    倭人伝に関する随想のまとめ書きです。
  • 動画撮影記
    動画撮影の裏話です。(希少)
  • 卑弥呼の墓
    倭人伝に明記されている「径百歩」に関する論義です
  • 古賀達也の洛中洛外日記
    古田史学の会事務局長古賀達也氏のブログ記事に関する寸評です
  • 名付けの話
    ネーミングに関係する話です。(希少)
  • 囲碁の世界
    囲碁の世界に関わる話題です。(希少)
  • 季刊 邪馬台国
    四十年を越えて着実に刊行を続けている「日本列島」古代史専門の史学誌です。
  • 将棋雑談
    将棋の世界に関わる話題です。
  • 後漢書批判
    不朽の名著 范曄「後漢書」の批判という無謀な試みです。
  • 新・私の本棚
    私の本棚の新展開です。主として、商用出版された『書籍』書評ですが、サイト記事の批評も登場します。
  • 歴博談議
    国立歴史民俗博物館(通称:歴博)は、広大な歴史学・考古学・民俗学研究機関です。「魏志倭人伝」および関連資料限定です。
  • 歴史人物談義
    主として古代史談義です。
  • 毎日新聞 歴史記事批判
    毎日新聞夕刊の歴史記事の不都合を批判したものです。「歴史の鍵穴」「今どきの歴史」の連載が大半
  • 百済祢軍墓誌談義
    百済祢軍墓誌に関する記事です
  • 私の本棚
    主として古代史に関する書籍・雑誌記事・テレビ番組の個人的な読後感想です。
  • 纒向学研究センター
    纒向学研究センターを「推し」ている産経新聞報道が大半です
  • 西域伝の新展開
    正史西域伝解釈での誤解を是正するものです。恐らく、世界初の丁寧な解釈です。
  • 資料倉庫
    主として、古代史関係資料の書庫です。
  • 邪馬台国・奇跡の解法
    サイト記事 『伊作 「邪馬台国・奇跡の解法」』を紹介するものです
  • 隋書俀国伝談義
    隋代の遣使記事について考察します
  • NHK歴史番組批判
    近年、偏向が目だつ「公共放送」古代史番組の論理的な批判です。
無料ブログはココログ