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2021年8月15日 (日)

今日の躓き石 無責任な毎日新聞の高校野球報道 「リベンジ」クラスター発生か

                         2021/08/15

 今回の題材は、毎日新聞大阪朝刊14版のスポーツ面、高校野球選手権大会報道の囲み記事である。

 まず、「因縁の対決」とは、恐れ入った。この場所に、深遠な仏教用語を持ち出すのは、どんな神経なのだろうか。高校野球の対戦は、「前世からの因果の報い」という主旨なのか。今回の記事で言うと、両校の対戦と勝敗は、仏の計らいで運命づけられているとでも言うようである。一度、どんな思いで書いているのか、説明戴きたいものである。記者は、仏僧として得度しているというのだろうか。それにしては、後が続かない。普通は、「偶然の一致」と、宗教色を避けて笑い飛ばすはずである。

 そして、ひょっこり、選手談話として、再戦は偶然ではないと信念が吐露され、続いて忌まわしい「リベンジ」が飛びだし、記者は、堂々と宗旨違いのコメントを取り上げているのである。別に、選手には、仏の計らいに恨みはないだろうし、まして、ここにキリスト教で禁じられている復讐を持ち出されても、仏様には、何ともできないのである。
 もちろん、高校野球で、個人的な復讐心で、相手をぶっ殺すなど、言うものではないのである。

 毎日新聞には、全国紙としての品格はないのだろうか。

 どうして、「リベンジ」のような汚い言葉を聞き咎めもせず、モロ出しで報道して、蔓延、拡散に尽くすのだろうか。選手も、何も知らずに口走った汚い「禁句」を、このように全国報道されてはたまるまいと思うのである。

 一読者として、毎日新聞には、世の悪しき言葉、悪しき妄想を滅ぼすことに尽力してもらいたいのであるが、記者諸氏は、「リベンジ」クラスター振興に力を尽くしているのだろうか。

 死ぬだの、殺すだの、やられたらやり返すだの、暴力志向の言葉は、昭和で、いや、せめて平成で終わりにして、遠慮無く絶滅させて欲しいものである。いや、スポーツ界だけでも良いのだが。

以上

 

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