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2021年8月10日 (火)

今日の躓き石 毎日新聞が暴く野球界の米国蔑視「リベンジ」押しつけ

                                2021/08/10

 今回の題材は、毎日新聞大阪朝刊14版スポーツ面の野球金メダル賞賛記事である。『64年の「侍」』云々と題されている。つまり、記事の視点は、64年東京五輪の公開競技で、来日チームとダブルヘッダーを戦った証人が、力及ばなかった敗戦と今回の金メダルに至る精進を対比しているのであるが、当然、傲慢な勝利者談話ではない。

 野球は、「日本の風土で生まれて、日本で発達し、それを日本人指導者が世界に広げた」のではなく、正岡子規の逸話で示されているように、明治時代に米国人から習ったものであり、以来、一世紀にわたって、米国に勝つことを目標としていたように思う。遙かに高嶺を仰いで、目標としていたと思うのである。
 今回の記事も、自分たちが及ばなかった境地に遂に達した後輩の栄光に感動しているものであり、決して、勝って当然とは思っていないのである。まずは、そう思って読み進むのである。

 しかし、当記事は、最後に大きく暗転して、そこまでに醸し出した「美談」を泥沼に突き落とすのである。別に、物知り、訳知りの毎日新聞社記者に、こんな無法なオチを付けて貰いたくて、毎日新聞を購読しているのではないのである。

 思うに、米国チームメンバーは、大半が、敬虔なキリスト教徒である。子供の時から教え込まれた世界観では、「リベンジ」は、神に逆らう罰当たりな言葉である。米国チームに、キリスト教徒が口にしない罰当たりな言葉の汚名を着せるのは、許しがたい暴言ではないか。一度、毎日新聞社の校閲部門には、よく考えて欲しいものである。

 要は、「リベンジ」暴言であるが、今回は、一段と深刻である。今後のオリンピックで、野球が復活したとき、敵は、仕返しを企むから、返り討ちにしてやれとけしかけているのである。いや、それを、日本語で言うならともかく、英語由来のカナカナ語で「リベンジ」と言うから、事態は深刻なのである。まず、知る限り、明治時代に「リベンジ」のように、意味の通じないカタカナ言葉を持てはやす蕃習はなかったから、当時、米国人から習った言葉ではないはずである。

 むしろ、今回の米チームは、メジャーリーグ選抜ではないから「本気」ではない、次は、「ドリームチーム」で金メダルを奪還すると見ているのであり、勝った気になって気を緩めるな、と言うことのようであるが、日本チームだって、メジャーリーグに属している名選手は参加していない。お互い様と、素人は思うのである。また、勝った相手に、おまえ達は、遊び半分の二流だと言い放つのも、大人げないと思うのである。毎日新聞記者の誘導尋問に引っかかって、暴言を漏らしたようにも見えるのである。

 つまり、これは、事実の報道を離れ、ジャーナリズムが勝手にこね上げて、64年の侍に塗りつけた傲慢な世界観を、このような形で全国紙紙面に書き立てているように見えるのである。
 少なくとも、未来ある若い読者に、このような形で、忌まわしいことこの上ない暴言の悪疫を蔓延させるのは、全国紙の務めを果たしていないのではないか。
 いや、いくら全世界を「滅菌」して暴言の撲滅を図っても、一個の菌が生きのびて世に出れば、たちまち増殖して、全世界に蔓延するのである。毎日新聞の威力である。

 いつまでたっても、気を緩められないのである。

以上

 

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