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2021年10月19日 (火)

今日の躓き石 名選手が遺す暴言~「リベンジ」発生源 松坂投手の引退に寄せて

                               2021/10/19

 本日の題材は、当ブログで攻撃し続けている「リベンジ」の発生源、プロ野球名選手の引退に寄せた感慨である

 実は、当方は、随分、随分以前に松坂大輔投手が「リベンジ」などとつまらないセリフを吐いているのを見聞きしていたが、そんな詰まらない言葉が、プロ野球「業界」に限らず、高校野球まで蔓延していることに、大分遅くまで気がつかなかった。
 さる中継放送で、解説者KH氏(引退した一流プレーヤー)から、『「リベンジ」が、大変悪い言葉だと最近知ったが、松坂大輔が言い出したのが、ここまで世間に広がったら、もうなくしようがない』との発言があったので、当ブログの声が届いたかと思いつつ、それなら、もっと気合を入れて撲滅運動しないといけないと思ったものである。
 名選手の発言は、こどもたちが真似るのであるから、大きな負の遺産を残しているのである。
 何を勘違いしてか、目下の中継放送のアナウンサーは、褒め立てるように「リベンジ」の創始者として松坂選手の名をくり返し挙げているのである。それで、別に暴言に対して叱責もなく、それ以外でも、愚問連発で喰っていけるのだから、結構なものである。

 たった一人の慢心から生まれたいい加減ないい草が、誰も止めないままに闇世界に広がるのも困ったものだが、それが大変汚い、罰当たりな言葉だと、誰一人気づかないのは、何とも困ったものなのである。
 いや、およそ、選手は結果が目標の実践派だから、どんな罰当たりな言葉も知らないで言うことはあるだろうが、各球団には選手の暴言が流出するのを身体を張ってでも止める広報担当がいるし、記者やアナウンサーにも、思い付きをいいちらすだけでなく、何を言うか考えて仕込んでいる良心的な勉強家がいるだろうから、どこかで誰かが止めて欲しかったのである。しかし、くだんの引退選手KH氏以外、誰もそんなことを指摘しないのである。いや、止めてくれているのだろうが、湯に垢が浮くように、取りこぼしが紙面や放送を「飾る」のである。いや、別に根比べしているのではない。本当に大事なことは、焦らず挫けず、淡々と続けていくしかないのである。

 と言うことで、後は、マスメディアの中でも、良心的な判断のできる、公共放送NHKと自宅購読している毎日新聞の日々の「発信」内容に対して、無理を承知で、熱弁を振るっているのである。いや、言えば伝わるが、言わないのは伝わらないのだが、教育訓練で徹底して、揃って使わないようにして、時に、ものを知らない選手に指摘すれば、正しい教えは、次第に広がるのである。周知の例では、「ナイター」廃止運動がある。ことさら、キャンペーンを張らなくても、大声で言わなくても、時が行けば静かに「廃語」になるのである。

 かの大投手は、業界では、格別の業績を残したと言うことで、格別の待遇を受けているが、素人目には、高校時代に身体を粗末に扱ったのが災いしたのだろう、名手にしては「故障」が絶えず、勿体ないほどの短命に終わったと、勝手に見ているのである。まことに勿体ないのである。大枚の収入は得られただろうが、「業績」として一流と思えない。
 高校球界の指導者の中には、いくら全国大会優勝のためとは言え、選手の大成を阻む酷使は避けるべきだという意見が増えているように思うのである。その意味では、大きな功績を残したのかも知れない。

 マウンドを降りての発言や行動で、中でも「リベンジ」の暴言は、何を残すのだろうか。勿体ないことだと思うのである。

 選手生活を終えるに当たって、その功罪を総括して上げたいものである。褒める人は、山ほどいるだろうから、ここでは、賛辞の表れとして、率直な苦言を述べるのである。燃え上がるかがり火に、指先から水しぶきを飛ばすのである。

以上

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