« 今日の躓き石 MLBのなれ合い体質反映か NHKBS1の「友好的」発言 | トップページ | 今日の躓き石 NHKBS1 国際報道2022の邪悪な「リベンジ 復讐」普及策 »

2022年7月 4日 (月)

今日の躓き石 毎日新聞が蔓延被害拡大「リベンジ」~「球磨川」復興悲願に泥水

                             2022/07/04
 毎度のガセネタ批判であるが、今回は、当ブログに良くあるスポーツ面ネタではなく、「リベンジ」慣れしていない担当記者にとって、大変不愉快な記事になりそうである。題材は、毎日新聞大阪夕刊4版一面のど真ん中だから、夕刊読者には、すぐ目に付く。影響力が、スポーツ面の細切れ記事の比ではないので、それだけ、厳しく言わざるを得ないのである。別に、個人攻撃ではない。その証拠に、署名されてい名前には触れていない。

 いや、ここで批判している問題発言は、現地の関係者の談話であるから、いくら言葉遣いが汚いと言っても、それ自体は、その個人の自由だから、新聞社としてどうしようもない。知らずにご自分の顔に泥を塗っていると言うだけで、別に、地の果てのよそ者が聞きつけて、とやかく言うものではない。と言う言い訳が成り立ちそうだが、それは、随分情けないことになる。

 要するに、発言を聞いた記者が、それは、不適切な発言なので言い換えるべきだと丁寧に説明すれば、ご当人も、失言に気づいて、言葉を選べるからなんでもなかったのである。そうすることで、世間から、忌まわしい言葉の誤解・中毒の犠牲者を、確実に、少なくとも一人減らせていたのである。それが是正というものなのだが、それに記者が気づかず、間違った物言いを紙面に載せたから、事態は深刻なのである。
 これでは、日本中に「リベンジ」中毒患者が一段と蔓延するのである。
 現に、冒頭には、「川を恨むことなく自然と共存して」と切々たる言葉が語られている。全国紙夕刊記事としては、何も付け加えなくて良かったのである。まことに、つまらない失言のためにぶち壊すには惜しい記事ではないだろうか。

 このでかい記事で、水害をもたらした球磨川に血なまぐさく仕返しする「リベンジ」を目的と言われると、「球磨川」商標の譲渡という無上の好意に甘えながら、折角いただいた「球磨川」の名に、べっとりと泥を塗る発言をしたように全国報道されているクラウドファンディングに応じた諸兄姉も、球磨川を恨んで血なまぐさく復讐することに賛同して、大事な寸志を届けたのではないと思う

 そのような発言は、本位ではないと思うのだが、紙面には、そう書かれている。それは、「リベンジ」が、毒々しい、忌まわしい呪いの言葉だと知らない担当新聞記者が、何も考えずに誌面を汚したものであり、最終的には、そのような不都合な記事を配布した全国紙たる毎日新聞社の責任と言える。担当記者が、正しい言葉遣いを厳命されていて、それに背いたための失態としても、最終責任は、毎日新聞社にある

 それにしても、毎日新聞社には、紙面審査も、紙面校閲も無いのだろうか。

 毎日新聞社は、当記事に関し訂正記事を掲載し、合わせて、発言を「誤報」された方に謝罪すべきであろう。
 折角、気持ちをこめて発言したのに、深意に反する報道をしたのだから、それは、「真実の報道」という使命に背く重大な誤報である。

以上

« 今日の躓き石 MLBのなれ合い体質反映か NHKBS1の「友好的」発言 | トップページ | 今日の躓き石 NHKBS1 国際報道2022の邪悪な「リベンジ 復讐」普及策 »

今日の躓き石」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 今日の躓き石 MLBのなれ合い体質反映か NHKBS1の「友好的」発言 | トップページ | 今日の躓き石 NHKBS1 国際報道2022の邪悪な「リベンジ 復讐」普及策 »

お気に入ったらブログランキングに投票してください


2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

  • YouTube賞賛と批判
    いつもお世話になっているYouTubeの馬鹿馬鹿しい、間違った著作権管理に関するものです。
  • ファンタジー
    思いつきの仮説です。いかなる効用を保証するものでもありません。
  • フィクション
    思いつきの創作です。論考ではありませんが、「ウソ」ではありません。
  • 今日の躓き石
    権威あるメディアの不適切な言葉遣いを,きつくたしなめるものです。独善の「リベンジ」断固撲滅運動展開中。
  • 倭人伝の散歩道 2017
    途中経過です
  • 倭人伝の散歩道稿
    「魏志倭人伝」に関する覚え書きです。
  • 倭人伝新考察
    第二グループです
  • 倭人伝道里行程について
    「魏志倭人伝」の郡から倭までの道里と行程について考えています
  • 倭人伝随想
    倭人伝に関する随想のまとめ書きです。
  • 動画撮影記
    動画撮影の裏話です。(希少)
  • 古賀達也の洛中洛外日記
    古田史学の会事務局長古賀達也氏のブログ記事に関する寸評です
  • 名付けの話
    ネーミングに関係する話です。(希少)
  • 囲碁の世界
    囲碁の世界に関わる話題です。(希少)
  • 季刊 邪馬台国
    四十年を越えて着実に刊行を続けている「日本列島」古代史専門の史学誌です。
  • 将棋雑談
    将棋の世界に関わる話題です。
  • 後漢書批判
    不朽の名著 范曄「後漢書」の批判という無謀な試みです。
  • 新・私の本棚
    私の本棚の新展開です。主として、商用出版された『書籍』書評ですが、サイト記事の批評も登場します。
  • 歴博談議
    国立歴史民俗博物館(通称:歴博)は歴史学・考古学・民俗学研究機関ですが、「魏志倭人伝」関連広報活動(テレビ番組)に限定しています。
  • 歴史人物談義
    主として古代史談義です。
  • 毎日新聞 歴史記事批判
    毎日新聞夕刊の歴史記事の不都合を批判したものです。「歴史の鍵穴」「今どきの歴史」の連載が大半
  • 百済祢軍墓誌談義
    百済祢軍墓誌に関する記事です
  • 私の本棚
    主として古代史に関する書籍・雑誌記事・テレビ番組の個人的な読後感想です。
  • 纒向学研究センター
    纒向学研究センターを「推し」ている産経新聞報道が大半です
  • 西域伝の新展開
    正史西域伝解釈での誤解を是正するものです。恐らく、世界初の丁寧な解釈です。
  • 邪馬台国・奇跡の解法
    サイト記事 『伊作 「邪馬台国・奇跡の解法」』を紹介するものです
  • 陳寿小論 2022
  • 隋書俀国伝談義
    隋代の遣使記事について考察します
無料ブログはココログ