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2022年8月29日 (月)

今日の躓き石 毎日新聞の全国高校軟式野球 無用の血祭り「リベンジ」礼賛

                       2022/08/29

 今回の題材は、毎日新聞大阪朝刊14版スポーツ面の「全国高校軟式野球」「きょう決勝」記事である。

 何しろ、いきなり「待ちに待ったリベンジ」と踊り出しているが、「昨年の決勝で敗れた」とあるが、別に同じ相手と再戦でもないから、「人違い」の仇討ちは、相手にとって迷惑だろう。まして、同校は、昨年4連覇を逸しているから、その間、決勝の相手の恨みを買ってきたことになる。決勝で勝てば、その度に相手の恨みを買うという見方で行くと、まことに、「反社会的」な怨念話である。

 思うに、当世のリベンジには二種あって、復讐の血祭りは、「おっさんリベンジ」の筈で、高校生には無縁の筈だが、今回は、準決勝で勝つことで、「その舞台に立つ権利を得た」と勿体ぶって書き始めているから、やはり、おっさんの書いた記事なのだろう。

 現代の若者は、「ダイスケリベンジ」の筈である。要するに、もう一丁、「リターン」の心意気であって、相手が違うとか、権利を得たとか言わないのである。

 そうした意味の違いは、新聞記者すら知らないのだから、世間に理解されるわけはない。まして、英訳すれば、日本の高校生は、テロリストなみの復讐心が普通だという事になってしまう。あるいは、英語でインタビューされて素直に答えたら、そういう意味で伝わってしまう。毎日新聞は、高校生に負の遺産を伝えて、どうしようというのだろうか。

 思うに、冒頭段落の「血の復讐宣言」は、毎日新聞記者の贈り物ではないだろうか。まことに、高校生にとっては、迷惑な話と思うのである。

 因みに、記者は「全国制覇」などと、これまた血なまぐさい宣言を述べているが、優勝したとしても、それは、たまたま対戦相手に勝ったと言うことにすぎない。全国には、対戦したことのない高校が山ほどあるはずである。十一回優勝したからと言って、「全国制覇」などではない。いや、これは、当ブログ筆者一人の意見である。
 加えて、「優勝旗を取り返す」など、十一回優勝しても、優勝常連校の私物でないから、随分思い上がったものと思う。

以上

 

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