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2022年8月 3日 (水)

今日の躓き石 毎日新聞が報道するプロ野球の底流 「同級生」への手加減

                            2022/08/03

 今日の題材は、毎日新聞大阪夕刊総合面の四段組み大判記事であるが、スポーツ面担当記者の筆で無いのかも知れない。

 独立リーグ出身選手がNPBオールスター戦で登板した晴れがましい記事であるが、とんでもないオチを付けられて、折角、三段半に渡って展開したサクセスストーリーが泥まみれになったのである。

 ポイントを絞る。七回一死一塁から、同い年の選手との対決で「本能」が刺激されたという。曰わく、「同級生」を変化球の決め球で打ち取るのを避けたとある。どんな「本能」なのか、大変疑問である。変化球で打ち取るのは「友好的」でないから、「真っ向勝負」と称していながら、本気の勝負を逃げたということになるのである。そう受け止めた読者は、少なくないと思う。

 失礼ながら、プロ野球選手の本能は、全力で相手に勝つという事ではないのだろうか。手加減など論外。敗退行為と言われかねない。いくら、オールスター戦でも、堂々の真剣勝負を期待している観客に失礼と思わなかったのだろうか。

 そんな疑惑が湧き上がるのは、ここに、選手の発言の引用をはめ込んでいるからである。ここまでに、記者自身が「同学年」、「同い年」と大人の言葉遣いで語っているのに、殊更、子供じみた「同級生」と言わせたのは、選手の幼児性を浮き彫りにしたかったのだろうか。そこまで、技巧を凝らして、未来ある選手を晒し者にするのは、どういう意図だろうか。

 これが、毎日新聞でなくて、ネットの雑記帳めいた記事なら、笑って済ませるのだが、天下の全国紙の総合面署名記事となると、大変な意気込みの記事と見える。NPBで「同級生」とは、互いに手加減しあって貸し借りしている「同好会」隠語とも見えるのである。とんでもない話である。

 そんな疑問を抱かれないように、そして、不都合ななれ合い、友好的同好会は、表に出さず、闇から闇に葬って欲しいものである。

以上

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