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2023年1月11日 (水)

新・私の本棚 番外 愛川 順一 私の「邪馬台国」試論~1/2

魏志倭人伝より「邪馬台国」を読み解く 季刊「古代史ネット」第2号 2021/03/25
 私の見立て ☆☆☆☆☆ 勉強不足の我流空転      2023/01/11 2024/02/12

◯論評のお詫び
 当記事は、季刊「古代史ネット」第2号の記事ですが、論文審査、「ダメ出し」が不十分と見えるので、ここに、素人が、勝手に「ダメ出し」するものです。手短な記事だからこそ、丁寧な「ダメ出し」が必須と思う次第です。悪い癖は、一日も早く矯正するものでしょう。

*引用とコメント~意味不明の山、また山
8.さいごに
 釣り糸の縺れをほぐすために、無理やり引っ張ったり、穴をくぐらせて(「くぐらせたりすると」?)、却って難しくする事にもなりかねません。大きな観点(?)と、大きな流れを把握しつつ、常識的判断(?)で考える事が必要だと思います。

コメント:
 全文通じて、無理矢理こね回す「芸風」と見受けるので、「自嘲」かと心配します。「常識」欠乏症とご自覚の上としたら、随分、読者を馬鹿にされていることになります。ここまでの錯誤に自覚症状がないのでしょうか。ご自愛頂きたいものです。
 ついでながら、先賢諸兄姉を、ドンとひっくるめて「非常識」とは、大したものですが、その中に、理事たる愛川氏ご自身が入っていないとの「自信」はどこから来るのでしょうか。お手本にしては、随分不出来ではないでしょうか。
 それにしても、「観点が大きい」とは、年寄りにしてからが「初耳」です。「観点を把握する」のも、神がかりのように聞こえます。

 以下、まとめの各条を批判します、お手間でしょうが、なぜ、ダメがでたのか確認いただき、できれば、お手本を変えることをお勧めします。

7.まとめ
1.「帯方郡」から「邪馬台国」(?)までの距離(?)は萬二千里である。
コメント:
 「距離」が、古代では無意味な「直線距離」か、「倭人伝」で言及している「道里」(道のり)か、不明では論義にならないので、困るのです。
 ちなみに、「倭人伝」に「邪馬台国」がないのは、周知の事実ですから、堂々と論じる前に確認しておくものでしょう。

2.「帯方郡」から「伊都国」までの距離(?)は萬五百余里である。
「伊都国」から「邪馬台国」(?)までの距離(?)は、萬二千里から萬五百余里を差し引いた、千五百里未満(?)。直線(?)で千五百里未満(?)の距離(?)は、「周旋可五千里」の地図(?)の概念(?)と一致する。

コメント:
 概念も何も、当時「地図」はなかったから一致しようがないのです。もちろん、倭人伝に「未満」は無しですから「論外」、つまり、議論が成立しません。多分、「餘」の解釈を誤っているのでしょうが、氏がなぜそのように原文を離れて解釈したのか不明ですから議論できません。
 合わせて、「直線」でない「距離」の幻想が漂っています。さらに合わせて、「周旋」の理解に不都合があるようにも見えますが、説明がないので、手直ししようがないのです。
 ともあれ、大量の誤解山積で、つけるクスリが見つかりません。

 ついでながら、「余」は、その値の上下を含んでいるので、「萬二千餘里」から「正体不明」の「萬五百余里」を引いた結果は、「千五百余里」としか言いようがないのです。「倭人伝」には、「未満」なる時代錯誤は出てこないので、結局、意味不明です。

3.出発地は「帯方郡」であり、特定がない場合(?)は、距離(?)や日数の基準(?)は「帯方郡」からとなる。
コメント:
 出発点は、「郡」であり、これを「帯方郡」とする根拠は、ありません。不「特定」とは、何のことか、理解困難です。なぜ、そのように言い切れるのかも不明。いや、これは、当記事の全体を通してのことですが。「基準」は「基点」の誤解でしょうか。

4.「帯方郡」から「末盧国」(倭国の本土(?))までの日数は「水行十日」。
コメント:
 「倭国の本土」は、全く意味不明。なぜ、郡からの日数が「水行十日」 と書かれていると断定しているのかも不明。ちんぷんかんぷんで、頭が海の藻屑ならぬ、モズクです。

                                未完

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