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2023年2月15日 (水)

新・私の本棚 番外 ブログ記事 makoto kodama「古田武彦氏の道程論は本当に成立するのか?」 !追記

                        2023/02/05
「古田武彦氏の道程論は本当に成立するのか?」 makoto kodama  2023/01/27 !追記 2023/02/15 !追記 2023/02/19

◯はじめに

 当方のブログへの批判/誹謗では無いが、古田武彦氏の「道程論」に対する批判と見せかけて世間の関心を呼ぶものの、実は、いい加減な括りで、広く罵声を浴びせているので、当方の提言にまで「とばっちり」が及んで巻き添えを食っては溜まらない。「身に振る火の粉」ではないにしても、無法な意見を放置して、同意、結託しているとの感じを与えることはできないとみて、否定的にコメントした。アメバブログは、ログインしないとコメントできないので自記事とした。別に、一人前の記事と見ているわけではない。

 !追記 当記事に回答/コメントがないので、内容がまるで理解できていないのではないかと心配して、もう少し丁寧に書いています。当記事を、もし「非難」と決め込んで、傷ついて泣き寝入りしているとしたら、それは、それは、気の毒なことですが、言ってもわからないと思ったら、手間暇をかけて批判しないのです。「負けないで」

*本文
 タイトル直下で提示された地図「古田説による帯方郡から邪馬台国へ至る道程」が、止めどない饒舌汚濁の端緒です。
 !追記 「端緒」とは、ほんの始まりで、後に続くという意味です。念のため。ここで逃げ出されたら、何も言うことはありません。
 !追記 「三世紀には、現代風の地図はなかった」ので、「倭人伝」記事が、現代地図に普通に、すらすらと「載る」というのは、とてつもなく悪い冗談です。読者を「愚弄」しているように思います。個人の感想ですが。
 !追記 まして、「古田説による帯方郡から邪馬台国へ至る道程」 とは、途方も無い勘違いです。古田武彦氏が著書で明確に提示した「説」を、全く理解できないままに、ご自分の脳内に「古田説」なる「亡霊」を作っておいて、好きなように切り刻んでいるのは、「一人遊び」に過ぎません。どうかも人前で恥をさらさないで欲しいものです。

1.提示地図は、制作者不明のカラー地図に、「主線行路」、「傍線行路」と創作が書き込まれていますが、扱いに困惑します。(爆笑)
  盗用とは不穏なので、論者が創作し公開したものと解します。
  古田氏は、人も知る紹熙本墨守ですから、地図上の「邪馬台国」「対馬国」は論外です。(大爆笑)
  要するに、論理的に締結されていない浮遊ゴミであり、でっかい邪魔物なのですが、同氏のブログには、毎度のように「本論と関係しない」雑画像が掲示されているのです。(印象操作の常習犯と言いたくなるところです)
 !追記 「制作者不明」というのは、盗作/盗用ではないかという趣旨です。あからさまに言うと、無断利用は、犯罪の始まりです、という意見です。地図出典を明示し、出典の規約に従っていることを示してください。
 !追記 古田氏の第一書は、『「邪馬台国」はなかった』なので、ご当人が無節操に迎合して「邪馬台国」と書いたというのは、古田氏の人格を全面否定する、とんでもない「非難」です。そして、紹熙本にない「対馬国」は、それに次ぐ「非難」です。紹熙本を否定するなら、「倭人伝」なる紹熙本独特の伝名を使用すべきではないのです。(個人の意見です)

 !追記 「古田武彦氏の道里説」と言うのは、以上のようなあからさまの「非難」の対象にはなりませんが、どこで知ったのかという疑問が湧いてきます。

2.古田氏の言として、いろいろホラ話を書いていますが、出典不明では、根拠の無い誹謗です。(爆笑)よい子は他人を誹謗するときは、出典を書きましょう。因果応報です。
 !追記 古田氏が第一書で展開したのは、「帯方郡から狗邪韓国までは、陸上行程であって、船旅などではない」という明確な「提言」です。古田氏の意見は、(当ブログの別記事で、具体的に指摘しているように)幾つか、些細な勘違いを含んでいて、そのまま、「絶対正しいというわけではありません」が、貴兄が「提言」の意味を全く(?)理解していないのは、残念な見過ごしです。これは、良くある「見過ごし」なので、特に、「非難」するのではありませんが、当然、批判の対象です。
 !追記 続いて重大なのは、「狗邪韓国から末羅国(誤字注意)」まで、又々付きの三度、渡し舟で渡海水行して移動し、末羅国(誤字注意)で上陸し、「最終的に本来の陸行に切り替え」、以下、「倭に至るまで水行はない」というキッチリした解釈です。
 !追記 以下の行程で大事なのは、古田氏の提言では、「末羅国(誤字注意)~伊都国~不彌国と移動した後、不彌国から南に移動して、邪馬壹国(誤字注意)に至る」という「順当」な読み方です。(当ブログの別記事で、具体的に指摘しているように)古田氏のこの解釈の細かい点に異論はあるのですが、大事なのは、古田武彦氏は、「狗邪韓国~對海国(誤字注意)~一大国~末羅国~伊都国~不彌国~邪馬壹国(誤字注意)」と進む一途な行程が、倭人伝の道里行程記事の主眼であって、「投馬國は通過しない」という見切りです。この点が読み取れないまま、勝手な解釈で「古田武彦氏の道里説」と称するのは、「最低限の読解もできていない」ことの自白であり、とても、論争喚起の火元にならないのです。
 !追記 ここまで手厳しいのは、タイトル及び本文で、見当違いの非難を猛爆していながら、ご自身の手落ちに気づいていないからです。

3.「下賜品を山賊の襲撃から守る為にも当時魏使団に水行は必然だったのです」とは、根拠薄弱であり、見てきたような「だぼら」ですが、単発風評は「必然」と放埒に断定する根拠には、到底なりません。よくいい加減なネタでブログを書けるものです。(爆笑)
 !追記 「」内の発言は、根拠不明の上に、とんでもない勘違いです。それで十分です。と言うのも、同様の暴論を飛ばしている論者を散見しているので、ご自身の責任として非難できず、批判にとどめるのです。といって、ドブにボウフラが湧くようなもので、一々見ていられないのです。所詮、当人の恥さらしだから、見なかったことにしているのです。とにかく、色々忙しいので、全部指摘している時間がないのです。

4.「近頃では邪馬台国九州説派でも…古田武彦案を引用した説が大人気であり、自説に都合が良いからとして、安易に飛び付く論者が多いようです。」と、またまた風評を飛ばしていますが、「特に根拠はない」ものと見えます。
  一部では、「古田説」は、絶滅危惧種との風評が聞こえますが空耳でしょうか。あるいは、「邪馬台国」説は「死に体」との風評も、どこかの空の下で聞いた気がします。よい子は、野次馬の囀りには、耳を貸さない方が良いのです。
 !追記 「」内の発言は、根拠不明の風評依拠で、単なる寝言としか言えません。「古田武彦案」は、初出で、何のことか意味不明な上に、「大人気」とくだを巻くのは、見当違いです。多いという以上、一人や二人ではないでしょうが、三人以上は「たくさん」なのでしょうか。とにかく、何人が、「安易に飛び付く」軽業に勤しんでいるのか、聞いてみたいものです。

5.古田氏が、倭人伝の「行路里程記事」の諸国を、「主線行路」、「傍線行路」としているのは、氏が解した倭人伝記事を述べただけであり、それを「勝手に分類し、自説の都合に合わせて好きに使い分ける説はあまりにも恣意的であり、到底納得できる説ではない」と自身の貧弱な主観を押しつけるのは、まさしく「勝手な恣意」と自爆しているものです。
 各研究者とも、百出している諸論から「自説に都合の良い提言を採用する」のは、恣意という名の「自由」であり、誰でもやることです。その際にどれだけ苦闘したか知りませんが、代案が、実現不能の夢物語と悟ったらもう戻れないのでしょう。
 まして、それを「借り物」とは、困ったものです。「借り物」は返すものですが、どうやって古田氏に返せば良いのでしょうか。(爆笑)

 論者が、ご自分に都合の悪い諸説をご高説にどんどん採り入れたら、それは、自爆趣味であり、到底世間の同意は得られないでしょう。

6.「根拠が不明なこの説は、果たして本当に成立するのでしょうか?」とは、無礼な押しつけ質問ですが、古田氏ほどの論客が、根拠無しに妄想を公開して、弱みを作ったと思うのが、なんとも不思議です。「本当に成立するか?」と問い掛けたら「そう信じたから提言した」と真っ当な回答が帰ったはずですが、氏の存命中に問い掛けたのでしょうか。「死人に口無し」では、研究者として稚拙です。それとも、古田氏に、ご自身の安易好き?の人格・自画像を投影しているのでしょうか。(爆笑)
 「この古田説」(実は、倭人伝行路里程記事の解釈例に過ぎない)を否定するなら、一刀両断、堂々と論破すれば良いのです。反論されることは無いので好きなだけ論破してください。

 なお、『この古田説では「邪馬台国へ至る南水行十日陸行一月の起点を帯方郡に、終点を萬二千余里先の邪馬台国に置いています」』とは、素人の誤解丸出しで失笑です。古田氏提言の『郡倭全行程が「水行十日陸行一月」』は、所詮一解とは言え順当であり、世界に支持者があるのは当然です。勿論、不支持者もあり、どちらの頭数が多いか問われたら、総選挙でもしないと無理ですが、どの道、学説正否は多数決でないから頭数数えは、言うだけ無駄でしょう。

 !追記 念には念を入れるとして、古田武彦氏が第一書で提言した「提言」は、古代史に関して、知識、見識に富む古田氏が、大変な労力と思考を費やした「論考」を、内容を理解しないまま、思いつきで、無知なやじうまのように非難しているものであり、とても、容認できるものではありません。(個人の意見です)
 !追記 とは言え、あからさまに非難しないように言葉を選んだのですが、何を批判されているか分からないということなので、ガチガチ書いたものです。反論はお受けしますが、ちゃんと理解したと分かる、まともな文章にして欲しいものです。
 !追記 念を入れると、古田氏が提言しているのは、道里記事が、郡から倭までの一万二千里を、別の言い方で、都合水行十日、陸行一月と総括しているのであり、どこぞの誰かが誤解しているように、「ここで急に起点を帯方郡としたものではない」のです。
 !追記 又、投馬國行程は、不彌国から分岐した余傍と見ているので、日数にも里数にも関係しないのです。この基本的な解法に気づかないでいるようでは、議論になりません。
 !追記 さらに念を入れると、当記事は、貴兄が、タイトルに勘違いの「古田武彦氏の道程論」を血祭りに上げているので、それは、「虚偽申告」ですよと「告発」しているのです。「非難」のようなきれい事ではありません。

◯まとめ
 ゴミネタは、尽きないものです。素直に「是非に及ばず」でいいのです。
 ついでにもう一太刀浴びせると、「九州説派」なる「妖怪」を「保護」しているようですが、そのような妖怪など実在しないのです。実在しているというなら、具体的に論者と所説を列記してください。真っ当な論者は、手の届く限り、具体的に示しているのです。具体性、根拠の無い漠然とした表現で印象操作するのは、当節、特定派閥の得意としている言い逃れですが、よい子は、真似しないでほしいものです。(個人の意見です)
 多分、「九州説派」 は、論者の被造物/創作でしょうから、今後、「九州説派」は、無断引用にならないかと心配です。

                               以上

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