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2023年2月19日 (日)

新・私の本棚 番外 ブログ記事 makoto kodama「古代史の散歩道さんへの返信(その二)」5/6

邪馬台国探訪「古代史の散歩道さんへの返信(その二)」 2023-02-18 19:08:37   初稿 2023/02/19

*また一つの愚答(My humble opinion)
⇒ 何で、『魏志倭人伝』には「海岸に沿って水行し、」と、ハッキリと書いてあるのに、わざわざ陸行にしてしまう必要があるのですか?

 なぜ、倭人伝の深意が理解できないのに、「ハッキリ」と断言するのが不可解です。原文は、「循海岸水行」であるから「沿って」と不合理な誤訳文を根拠にするのではなく、原文に随った解釈に従うべきではありませんか。
 史官は、「先行する諸書と公文書記録(史実)にしたがって史書を書くしかない」のであり、それを知らないで勝手に現代人解釈で「ハッキリ」などというのは、不遜と言わざるを得ません。なぜ、当時としても難解な文書を、現代人がすらすら読めるのか、毎度不思議に思うのです。
 それにしても、ここで「わざわざ」とは、倭人伝が解読できないことを示していて、自爆もいいところです。これは、批判ではありません。

 この説などは明らかに古田氏の誤訳であり、この誤訳を正当化する為に、あーだのこーだのと韓国内陸行を当然の話の如く言い張る古田信者の思考方式は、完全に古田真理教に染まっていると言えますね。

 「この説」が何のことかよくわからないので、反論がむつかしいのです。また、貴兄は「古田信者」として、名簿に名を連ねているのかも知れませんが、当方は、部外者なので、根拠不明な発言に対応できないのです。ご勘弁ください。
 既に説明したように、当方は、古田氏の誤解を指摘する立場であり、貴兄のように古田氏所説に染まっている方にとやかく言われたいものではありません。どうか、古田氏頼りを脱却して、乳離れして欲しいものです。
 それは偏見であり、独り合点で「明らかに」などと恥ずかしい言い草をとるのでは、全てに根拠が必要という貴兄の持論に反しています。

> 郡街道が沿岸と並行して海上に設けられていたというなら、然るべき先例が必要です。
⇒ そんなものは必要ありません。

 それは、性急な偏見であり、全てに根拠が必要という貴兄の持論に反しています。まさか、認知症でもないでしょうから、単なる勘違いでしょうか。

 「古代史の散歩道」さんも、一度古田説をすべて忘れて、『魏志倭人伝』だけから、純粋に考えられては如何ですか?『魏志倭人伝』の本質が見えてきて、古田説が如何に欺瞞に満ちた説かが理解できると思いますよ。
 当時、移動様式として、水行は第一選択で、当たり前の行程でした。現在でも漁師は日韓共に嵐の日以外は、普通に伝馬船で海岸沿いを水行しています。

 「当時、移動様式として、水行は第一選択」と同時代人でもないのに、軽々と断言している割には、現在の漁師は、余程でなければ手漕ぎの伝馬船を離れて、エンジン付きの漁船で移動しているのを無視しているのは、むしろ滑稽に見えます。また、論じている三世紀に、そのような便利な漁船は存在しないのです。いや、存在しても、燃料がないので、実用にならないのです。現代事情なら、第一の移動手段は自動車に決まっています。いや、現代情勢は、一切参考にならないと言うべきです。
 子供に言うようで恐縮ですが、中国古代史で、「水行」は、大河を堂々と行くことを言うのであり、「水」は「海」でないことは、三世紀ならぬ現代に至る中国人には、常識中の常識です。また、高度な概念で恐縮ですが、倭人伝で「海」は、現代人と異なる概念を示しています。何しろ、読者は、現代語で言う「海」を知らなかった中原官人ですから、初心者は、慎重に言葉を選ぶ必要があるのです。
 要するに、貴兄は、当記事に書かれていることが「よく分からない」と自認しているのに、「古代史を語るのに要する言葉を知らない」ことを「自覚」していないのです。これは、正当な批判であって、非難などではないので、逃げないでほしいものです。

                                未完

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