今日の躓き石 奈良県立美術館 知財権論義 2/2
籔内佐斗司館長の部屋 第65回 技術革新 https://www.pref.nara.jp/58242.htm
*Wikipedia論義
因みに、Wikipediaの記事は、本質的に、多数の無記名寄稿者の持ち寄りであり、個々の寄稿者に信が置けなければ、Wikipedia記事は信用できないという当然のことであり、Wikipediaは、個別の寄稿者に対して、記事の論拠を求め続けることで、辛うじて記事の信頼性を維持されているものです。
元来、記事持ち寄りで形成されるWiki形式は、管理者が怠慢であれば、「闇鍋」のように、信頼できないごった煮になるものです。
氏の結論は、当該分野の技術の最高地点(State of Art)の諦観と見え、「その信頼性は日増しに改善されているとはいえ、善悪を判断しないAIが呼吸するように虚偽情報を垂れ流すこの機能を、誰が制御できるのでしょう。」と無責任なもので、氏のように影響力のある大家が改善尽力すると宣言し、然る可く締めくくらなければ、責任ある「結論」とならないのです。
*改善提案
権威/影響力のない素人が添削すると、『「加工情報の信頼性を審査しないAIは、責任ある管理者が制御しなければ、識別不能な虚偽情報を放言する」ので、遅ればせながら、自己監査によるFact Check機能を組み込むべきと信じますので、ここに、審査機関の設置を提言します』と締めくくるべきでしょう。
*館名の誤解
英文で"Museum of Art"と「美術」(Fine Art)に限定されないと敷居を下げた以上、奈良県立美術館館長に要求される見識は広大なのですが自覚されているでしょうか。
今回は、館長の認識不足と見当違いな運命論に大変疑問を感じた次第です。
*「引用拒否権」の提案
普通に感じて、いかなる個人も、公開の場で表明した意見を、意に反して引用加工されて、第三者に盗用されるのを拒否する権利「引用拒否権」を保障されるべきであると信じるものです。
*失言封印提案
付記すると、「呼吸するように虚偽情報を垂れ流す」とは、要するに、失禁の形容であり、奈良県立美術館館長の品位を穢すこと夥しいのです。「失言御免」「斬捨て御免」のSNS発言でなく、だれもダメ出ししないサイト記事だからこそ、勢いに任せて書き飛ばさず、慎重に慎重を重ねて推敲して、ご自愛いただきたいものです。
◯奈良県ホームページの不用意な表現
著作権
奈良県ホームページに掲載されている文章、画像等の著作権は、奈良県または提供者にあります。「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することはできません。
*コメント
以上の宣言は、一般県民の誤解を誘うもので改善が必要です。現に、例示した記事には、第三者が著作権を有する画像、商標など知的財産権が、明記されることなく盗用されていると見えるので、同記事は、著作権を主張できないと思われます。
要するに、同県ホームページは、無審査/無鑑査で記事を掲載している物と思われ、他記事にも、同様の不法行為が存在するものと思われます。
違法な著作物に対して著作権は認められないので、「奈良県」は、県民の所有する知財権を適法に管理していないと見られます。
よろしく、知財権に通暁した弁護士が助言する法務担当部門による審査、是正を要請します。
以上
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