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2023年12月11日 (月)

今日の躓き石 毎日新聞が煽り立てるフットボール界の「リベンジ」妖怪

                                             2023/12/11
 今回の題材は、毎日新聞大阪夕刊4版のスポーツ面の無署名記事である。本日の夕刊は、朝刊休刊日のものなので、朝刊同様の主力記事である。

 ここで目にとまったのは、ラグビー リーグワンの戦評なのだが、ドカンと王者にリベンジと絶叫していて、誠に不吉である。幸い、悪質なファウルや乱闘流血はなかったようであるが、目下、世界的に注目を集めている日本ラグビー界に、何とも、手厚く血塗られた呪いを進呈している。

 記事本文では、昨季三戦全敗だった「王者」に一つ勝ったことを、監督が「やっとリベンジできた」と自嘲しているのは、何とも、不手際である。どうも、ラグビー界では、連敗している格上チームに一矢報いることを「リベンジ」と言うらしいが、それを誇らしく述べるなど、プロのトップリーグとして、何とも貧相な言い草である。

 「リベンジ」(revenge)とは、世界的に、戦い続けている宿敵を血祭りに上げ、時に、殺戮することを言うのであり、テロリストの謳い文句でも、天に代わって制裁すると言い募っているものであり、国際的に見ても、神を知らない不信心丸出しの談話は、誠に、誠に不適当であるが、どうも、フットポール界では、これが通り相場のようなのである。しばらく前に、アメフトの記事で見かけて、警鐘を鳴らそうとしたのだが、多分、例外と見て、記事公開を控えたものである。

 今回は、新加入の外国人プレーヤーの活躍で快勝したようだが、外国人は、長年の怨念など無関係だし、キリスト教徒なら、「リベンジ」のような不信心は口にしないはずである。いや、回教徒もユダヤ教徒も、個人的な「リベンジ」を禁じているはずである。何れにしろ、困った行き違いである。
 それでもテロの連鎖があるのだから、東洋の異教徒が、無頓着に加勢することは、大変な罪悪と思うべきである。

*「ダイスケリベンジ」の呪い
 「フットボール界の通り相場」というのは、野球界では、失敗で挫けずに再挑戦することを「リベンジ」(ダイスケリベンジ)と称し、国内独特の言葉づかいとしているのは、ふざけて血の臭いを薄れさそうとしているのだろうが、メディア関係者が、伝統的な「雪辱」、「怨念」に固執して混ぜっ返している不穏当な状況である。何れにしろ、英語で言えば、「リベンジ」は、血塗られた、主の教えに背く、罰当たりなrevengeしか存在しないから、異教徒文化に属する日本では、速やかに廃語にすべきであることには変わりない。

*全国紙の務め
 いや、毎日新聞のスポーツ面記者は、現場に出回っている不適当な用語を、そのまま報道して煽り立てているようだが、不適切な表現を世間に曝さないのも報道陣の務めでは無いかと思うものである。全国紙や公共放送が伝えたら、判断力の無い「子供」が、面白がって真似をするのである。

 世間では、つまり、民間放送やスポーツ新聞、ネット界の野次馬記事では、罰当たりな言い回しが広く蔓延しているが、それだから、安易に迎合せず辛抱強く務めなければ、絶滅させられないのである。その意味でも、「言葉の護り人」である毎日新聞編集部は、記事校閲しないのだろうか。困ったものであり、全国紙にあるまじき職務怠慢である。

以上

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