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2024年3月16日 (土)

新・私の本棚 番外 倉山 満 学校で習った「中国の歴史書」はデタラメばかり 2/6

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 私の見方 ☆☆☆☆☆ 知的なゴミ屋敷 早すぎる墓誌銘か  2024/03/16

*承前
 率直なところ、「嘘だらけ」と自嘲しているのは「日本古代史」で、当ブログの圏外なので、本来は「猫またぎ」なのですが、当記事は、まるで関係のない「中国の歴史書」の個人的な読書観を打ちだしていて、具体例を予告している「腰巻き」共々、出版社に良心はないのかと危惧されます。「再編集」とは、不適切な字句に修正がある良心的な掲載かと期待しますが、裏切られたようです。

*空疎な悲憤憤慨
「中国の歴史書に書かれてあることが事実」なのか
仁徳天皇を教科書で教えないなど、けしからん。
仁徳天皇といえば世界最大の古墳を造ったと私などの世代では習ったものですが、今は誰のお墓か分からんという理由で、「大仙古墳」とのみ記されます。三十代で塾講師を始めた時、「なんじゃこれは? 仁徳天皇陵は、どこに行った?」と絶句したのを思い出します。

 どんな世代か不明ですが、まさか、戦前派ではないでしょうね。随分の記憶力に感心します。「誰のお墓か分からん」などと、子供のような放言は信じられないのです。いや、氏は、自信があるのでしょうが、根拠不明の子供じみた体験に基づくご意見を賑々しく著書に書き込むのは、読者に対して迷惑ではないのでしょうか。

こういう「科学」を名乗れば何をやっても許されると信じている連中を、私は「素朴実証主義者」と呼んでおちょくっていました。「素朴」と書いて「クソ」と読みます。

 「連中」などと自嘲/謙遜いただいた上に、自虐/戯言めいたご意見を囀りまくる「素朴」な自爆発言は見ていて気の毒です。氏は、「天にツバキする」との諺を知らないのでしょうか。氏の全身は、自爆の汚物に塗れていて、とても近づくことができません。

確実な事実だけを取り出そうとしている気なのでしょうが、物語(ストーリー)が無いので、何を言っているかわかりません。歴史(ヒストリー)は物語なのですから、「何を基準に事実を描くか」が無く、思い付きで事実を羅列しても何もわかりません。

 「歴史(ヒストリー)は物語」というのは、「わかりません」との泣き言たれと合わせて、軽薄な私見であって、他人に主張するには、何の根拠にもなりません。「歴史」は、中華文明三千年の成果であって、生煮えのカタカナ語には書かれていないのです。氏のように、泥まみれの取れたて「思い付き」を、貧しい認識/幼い感情論で書き殴る醜態を繰り広げていては、なにも伝わらないのです。

こんな教科書で習っていたら、「中国の歴史書に書かれてあることが事実」と刷り込まれるのは確かでしょうが。

 これは、氏の自作自演かとも見えます。何しろ、中国二十四正史に、日本に関する記事は、はしたなので、この告発は、空を切っている冤罪です。そのような「刷り込み」は、可能なのでしょうか。氏は、誹謗/弾劾されている中国歴史書で、「歴史」「事実」が、何なのか、まるで知らないでいるのでしょうか。

                            未完

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