私の意見 「いたすけ古墳」の史跡損壊 世界遺産推薦からの除外を!!
2019/05/30
当記事は、世界文化遺産への登録が勧告されている「百舌鳥・古市古墳群 」の中で、「いたすけ古墳」が不適格であることを指摘し、除外すべきと考える理由を述べるものです。
今回、丁寧に新聞、テレビから情報を収集しましたが、「いたすけ古墳」に、現代の工事用橋の遺物が包含されているのは、世界文化遺産の趣旨に反しているので、一国民として、少なくとも、当該異物は直ちに取り除くべきだと考えます。本来、史跡から排除すべき異物を含めて「史跡」としていることに問題があるのです。
NHKの番組歴史秘話ヒストリアで、当該古墳の宅地開発事業を差し止めし、史跡としての保存に繋いだ功労者てある宮川 徏氏が橋異物を保存した趣旨が語られていて、声を上げざるを得ないと感じたものです。いや、番組を製作したNHKが、発言をそのまま報道しているということは、NHKはその主旨に賛同しているのでしょうが、当方は、一納税者として、一視聴者として、正直に「反対」と言います。
当時遺跡として保存することは不要とされていた広大な土地に宅地造成する事業は、何ら不法な行為ではなく、そのような大規模な事業投資で、地域振興に貢献しようとした事業者は、公正な視点で見て、むしろ頌えられるべきです。
結果として、「いたすけ古墳」が保存の価値のある史跡と新たに認定されたとしても、もともと非難すべき理由のなかった純然たる開発行為を、こともあろうに「原爆投下」に例える趣旨で世界文化遺産の一部として後世に残すのは、大変な見当違いであり、例えた方も例えられた方も大変具合が悪いと思います。
精一杯和らげて言うと、この発言を聞いた原爆関係者は、古墳群の話題に接する度に、激しいこころの痛みを覚えるのではないかと危惧されます。それ以外にも、この発言は無用の痛みをまき散らします。
個人的には、そのような意見は脇に置いて、「いたすけ古墳」は「百舌鳥・古市古墳群 」全体の品格を毀損するものであり、少なくとも、史跡でない後世のガラクタは速やかに撤去すべきと思うのです。今が最後の機会と思うのですがもはや手遅れかも知れません。その場合は、これが過ちによるものであって、世界文化遺産の一部でないことを示すべきです。
手短に要約すると、このような現代遺物を取り除くことを怠っている「いたすけ古墳」は、正当な史跡とは言えないので、世界文化遺産登録から排除すべきではないかと考えるものです。
以上