新・私の本棚 浦野 文孝 2 魏志倭人伝の7つの矛盾… 1/4 2026
と「卑弥呼博多/邪馬台国大和説」
私の見立て 星二つ ★★☆☆☆ 言葉余って、意足らず 2026/02/26 2026/03/06
*加筆再掲の弁
最近、Amazon.com由来のロボットが大量に来訪して、当ブログの記事をランダムに読み囓っているので、旧ログの揚げ足を取られないように、折に触れ加筆再掲したことをお断りします。代わって、正体不明の進入者があり、自衛策がないので、引きつづき更新を積み重ねています。
◯始めに
当記事は、「邪馬台国」に始まり、改竄用語を多用していますが、氏に倣うと、当方が誤用同意と引用されかねないので、コメントでは、当ブログの原文尊重方針に従い、極力訂正しています。
*引用(中略あり)とコメント
魏志倭人伝(には)…不審な個所が…素直に読み進め…ないことがあります。
魏志倭人伝では、倭国が「遠い南の大国」…と…紹介し…ました…それだけではなく、あち…こち…矛盾…が…見られます。…
この記事では、「魏志倭人伝の矛盾」…で…矛盾…を…検討します。…
※魏志倭人伝現代語訳:渡邉義浩『魏志倭人伝の謎を解く』(中公新書…
目次
1.魏志倭人伝の矛盾する記述
➊伊都国の代々の王
▶伊都国に到着する。…代々王がおり、みな女王国に統属している
▶倭国は乱れて、(国々が)互いに攻撃しあうことが何年も続き、そこで一人の女性を共に立てて王とした。名を卑弥呼という
卑弥呼は倭国乱を終息させるために共立されました。伊都国…王が女王国に統属した(従った)のは卑弥呼共立後のはずです。伊都国の(昔からの)代々の王が女王国に統属していたというのは矛盾しています。
コメント 「はずです」と勝手に一説を押しつけておいて、それなら「自己矛盾」していると弾劾するのは、明らかに「自己矛盾」です。普通、伊都国が、諸国に妥協して、「一女子」を「女王」に共立し、以後、従属したと言う事ではないでしょうか。史官は、伊都国王と女王の関係を粉飾する動機がないので、わかりやすく説明しているはずです。読み取れないのは、現代東夷の独解力が不足しているからではないでしょうか。いや、ここで、浦野氏が頑張って我を張っても、何の意味もないのです。因みに、中国語で言う「一女子」とは、身分の高い、有力氏族の子女であって、未成年女子であり、「一人の女性」などと言う正体不明の怪しげな人ではないのです。
*渡邊義浩氏の託宣
「一説」は、渡邉義浩氏新書本で提示の解釈のようです。渡邉氏は、笵曄「後漢書」、陳寿「三国志」を中心とする古代史書に関して権威者、人によっては、意味不明の第一人者の「尊号」を戴冠されています。ただし、氏は、陳寿「三国志」「倭人伝」解釈は、国内史学界で多年に亘り熟慮が尽くされているのに対して門外の初心者と自認され、史学界の権益を忖度して筆を整えていらっしゃるので、これをもって、「倭人伝」弾劾の根拠とするのは、御大に対して大変失礼です。
同書の端々に、世上の、いわゆる「通説」を是正する指摘がありますが、紛糾を起こして疎外されないように、ひっそりと筆を舐めていらっしゃいます。そもそも、浦野氏は、御大の新書を読み通したのでしょうか。
*閑話休題
普通に考えると、伊都国は旧来、諸国を統率をしたが女王国創設以後は、代々その指揮下と見るものでしょう。御提案は、「倭人伝」の記事に拘わらず、太古以来「女王国」が存在していたとの、途方もない決めつけで不具合です。
滑り出しで、あからさまな誤解、曲解が多発していますが、誰も、不適切だと注意してなかったのでしょうか。先行文献は、渡邊氏の新書の読みかじりに対する、氏の解釈だけであり、渡邊氏に対して失礼極まりないでしょうが、参照が明示されずに盗用されている諸賢に比べると、まだましかもしれません。
➋2つの奴国
▶伊都国から東南に…奴国に至るまで百里
▶女王国より北は…戸数や道里は…記載できるが、その他の旁国は遠く隔たって…詳細に…できない。…つぎに奴国がある。…女王の…尽きる所である。
奴国が行程と旁国の2ヶ所に出てきます。…同じ国だと思います。行程の奴国には魏…使…は立ち寄って…、詳細にできます。しかし、旁国は詳細にできないと述べています。…重複して…異なる紹介をされています。
未完

